秋元康氏、今度は“育てる”男性アイドル!三井不動産×東京ドームとタッグで新たな劇場型プロジェクト始動へ

2025.6.30

秋葉原発のAKB48劇場で「会いに行けるアイドル」という新たなスタイルを築いた秋元康氏が、今度は男性アイドルグループのプロデュースに乗り出す。

 

秋元氏が代表を務める「株式会社Y&N Brothers」は、三井不動産と東京ドームと手を組み、新たなエンタメプロジェクトを始動することを6月30日に発表した。舞台は東京都内に設けられる“専用劇場”。ここから、ファンと共に成長していく“育成型”の男性アイドルグループが誕生する。

オーディションは2024年夏に開催予定で、対象は12歳から26歳までの男性。芸能事務所やレコード会社に所属していない、まっさらな原石たちにチャンスが開かれている。グループのコンセプトは「育てるアイドル」。観客はその成長を見守り、ともに喜び、支えていく存在となる。まさに“推し活”がリアルに息づく場所となりそうだ。

そして、このプロジェクトの核となるのが、2026年に開設予定の専用劇場。三井不動産が手がける都内の商業施設内に常設され、定期公演やファンイベントなどが通年で行われる予定だ。まるで、AKB劇場の“男性版”ともいえるこの新拠点が、東京の新たなカルチャースポットとなる可能性もある。

秋元氏は今回の取り組みに対し、「三井不動産さんと一緒に劇場を作ると聞いたとき、ワクワクが止まりませんでした。街づくりのプロが手がける劇場から、新しいエンタメ文化が生まれる。それを想像するだけで胸が躍ります」と語る。

さらに、「その中心に、自分がコンテンツのプロデューサーとして関わらせていただけることを、とても光栄に思います」と感謝を述べ、「“未来が生まれる瞬間”を、ぜひ多くの方に見届けてほしい」と呼びかけた。