未来の男子バスケ日本代表へ─唯一の高校生、白谷柱誠ジャック選手が強化キャンプメンバーに選出
トム・ホーバスHCが直接指導へ
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日本バスケットボール協会(JBA)は6月2日、若手選手を対象とした「2025年度男子日本代表チーム ディベロップメントキャンプ」の参加メンバーを発表した。
このキャンプは、将来の男子日本代表を見据えた継続的な強化を目的に実施されるもので、6月13日より東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われる。現代表チームのトム・ホーバス ヘッドコーチが指導にあたる。
発表されたメンバーには、Bリーグの若手プロ選手や大学生が名を連ねる中、唯一の高校生として福岡大学附属大濠高等学校1年の白谷柱誠ジャック(しらたに・ちゅうせいジャック)選手が選出された。
白谷選手は身長194cmのスモールフォワード。中学時代の今年1月、「Jr.ウインターカップ」では準決勝で54得点19リバウンド、3位決定戦で50得点22リバウンドと、2試合連続で50得点超えの驚異的なパフォーマンスを披露。全5試合で計182得点・102リバウンドという圧巻の成績を残し、チームを男子3位に導いた。
プロや大学レベルの精鋭が集う中、高校1年生での日本代表キャンプ招集は異例。
トム・ホーバスHCのもとで、将来の日本代表入りに向けて大きな一歩を踏み出す。
<キャンプ選出メンバー一覧>
中村 太地(PG/190cm/27歳/ライジングゼファー福岡)
前田 怜緒(SG/191cm/27歳/アルティーリ千葉)
山口 颯斗(SF/195cm/26歳/長崎ヴェルカ)
佐土原 遼(SF/192cm/25歳/ファイティングイーグルス名古屋)
三谷 桂司朗(SG/191cm/23歳/広島ドラゴンフライズ)
狩野 富成(C/206cm/23歳/信州ブレイブウォリアーズ)
脇 真大(SG/193cm/23歳/琉球ゴールデンキングス)
ハーパー・ジャン・ローレンスJr(PG/181cm/22歳/サンロッカーズ渋谷)
山ノ内 勇登(C/211cm/22歳/オーラル・ロバーツ大学)
山崎 一渉(SF/200cm/21歳/ノーザン・コロラド大学)
ジェイコブス 晶(SF/203cm/21歳/フォーダム大学)
湧川 颯斗(PG/194cm/21歳/三遠ネオフェニックス)
テーブス 流河(PG/184cm/21歳/ボストン・カレッジ)
川島 悠翔(PF/200cm/20歳/シアトル大学)
ニモ 正義(SF/198cm/19歳/所属未定)
ロロ・ルドルフ(PG/188cm/19歳/所属未定)
渡邉 伶音(PF/206cm/19歳/東海大学)
瀬川 琉久(PG/184cm/18歳/千葉ジェッツ)
白谷 柱誠ジャック(SF/194cm/16歳/福岡大学附属大濠高等学校)