ドジャースが粘りの逆転勝利で後半戦白星発進 佐々木朗希投手が最速163.8キロの快投 マンシー選手の決勝弾でヤンキースとの初戦を制す

2026.7.18

【©️Los Angeles Dodgers 】

ロサンゼルス・ドジャースは7月17日(日本時間18日)、敵地ヤンキー・スタジアムでニューヨーク・ヤンキースとの後半戦初戦に臨み、マックス・マンシー選手の18号逆転2ランを決め手に2-1で逆転勝利。接戦をものにし、後半戦を最高の形でスタートさせた。


 

先発した佐々木朗希投手は、後半戦初戦のマウンドで圧巻の投球を披露した。

初回から渡米後最速となる101.8マイル(約163.8キロ)を計測し、ヤンキース打線を三者凡退に封じる力強い立ち上がり。2回も走者を背負いながら冷静に切り抜けるなど、2023年サイ・ヤング賞右腕ゲリット・コール投手との見応え十分の投手戦を演じた。

3回には二死一、三塁のピンチを迎えたが、今季29本塁打を放っていたベン・ライス選手を初球で二ゴロ併殺打に打ち取り、無失点で切り抜ける勝負強さを発揮。メジャー屈指の強力打線を相手に、持ち味の豪速球と鋭いスプリットで堂々と渡り合った。

4回は二死から二塁打と外野守備のミスが重なり走者を三塁へ進められると、続くジャズ・チザムJr.選手への初球フォークを捕手ダルトン・ラッシング選手が後逸。不運な形で1点を失ったものの、自責点は付かず、内容以上に粘り強さが光る投球となった。

5回は再び三者凡退に抑え、6回二死一、二塁の場面で降板。後を受けたジャック・ドレーヤー投手がピンチを断ち切り、佐々木朗希投手の力投を無駄にしなかった。

すると0-1で迎えた7回、ドジャース打線がついに反撃する。

5番マックス・マンシー選手がコール投手の速球を完璧に捉え、右翼2階席へ運ぶ18号逆転2ラン。値千金の一発で試合をひっくり返し、佐々木朗希投手の黒星を帳消しにするとともに、試合の流れを一気にドジャースへ引き寄せた。

なおも1点リードで迎えた8回には、ヤンキースが同点の好機を作る。しかし、中堅アンディ・パヘス選手の好返球を受けた遊撃手ムーキー・ベッツ選手が、本塁へ絶妙な送球を見せて走者をタッチアウト。勝敗を左右するビッグプレーでリードを守り抜いた。

9回は守護神が落ち着いた投球で締めくくり、最後までヤンキース打線に反撃を許さず試合終了。ドジャースは劣勢の展開でも投手陣と守備陣が踏ん張り、少ないチャンスを確実にものにする勝負強さを発揮。終盤の逆転劇で2-1の接戦を制し、チーム力を示す粘り強い白星発進となった。

佐々木朗希投手は5回2/3を94球、5安打1四球5奪三振、1失点(自責0)の好投。最速163.8キロ、直球の平均球速約161.1キロを記録するなど、メジャーでも屈指の球威を存分に披露した。勝敗こそ付かなかったものの、後半戦へ向けて大きな期待を抱かせる内容で、今季成績は3勝5敗、防御率4.98となっている。

一方、「1番・指名打者」でフル出場した大谷翔平選手は4打数無安打。3回の第2打席では本塁打まであとわずかという大飛球を放つなど鋭いスイングを見せたが、球宴明け初戦は快音が生まれなかった。それでもチームは終盤の粘りで逆転勝利を収め、後半戦を白星でスタート。リーグ連覇、そしてワールドシリーズ連覇へ向け、幸先の良い一勝を手にした。