【©️Los Angeles Dodgers, 】

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手（30）が、7月15日（日本時間16日）にアトランタで開催されるMLBオールスターゲームでの「ホームランダービー」への出場を、今年も辞退する意向を示した。

 

大谷は28日（同29日）、敵地カウフマンスタジアムで行われたロイヤルズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。

2回27球を投げ、1安打無失点、1奪三振と安定感あるピッチングを披露。

特に、初回に記録した101.7マイル（約163.7キロ）は、

メジャー公式戦での自己最速となり、球場を大いに沸かせた。

一方、打撃では4打数無安打、3三振と精彩を欠いたが、試合後の取材ではオールスター戦の話題にも言及。

ファン投票でナ・リーグ最多得票を獲得し、5年連続5度目の選出が決まっている中、本塁打競争への参加については

「う〜ん、どうですかね。現行のルールだとなかなか厳しいので、今のところチャンスはないかなと思います」と慎重な姿勢を見せた。

大谷がホームランダービーに出場したのは2021年の一度きり。その後は体力面やコンディションを考慮して辞退が続いており、今回で3年連続の不参加となる見込みだ。