【三菱重工浦和レッズレディース公式インスタグラムより画像】

三菱重工浦和レッズレディースが6月27日、チームに激震が走る発表を行った。DF石川璃音、MF遠藤優、MF栗島朱里、MF竹内愛未、そしてMF猶本光の5選手が、いずれも移籍を前提にチームを離脱することが明らかとなった。

この日、一斉に5選手の離脱を公表するという異例の形となった今回の発表。

クラブによると、石川、遠藤、栗島の3選手は海外クラブへの移籍を前提とし、

竹内は海外を含む他クラブへの移籍を視野に入れているという。

また、猶本については「移籍を前提」とのみ発表され、

 

具体的な進路には触れられていない。

注目すべきは、その5人の顔ぶれだ。

中でもDF石川璃音は、2023年の女子ワールドカップおよび昨年のパリ五輪に出場した実績を誇るなでしこジャパンの主力選手。

猶本も同じくW杯メンバーに選出された実力者であり、

今季のWEリーグでは石川と遠藤がベストイレブンに名を連ね、

来月開催されるE-1選手権の日本代表メンバーにも選ばれている。

代表経験豊富な選手たちの離脱は、クラブにとって大きな痛手となる。

また浦和レディースは今オフ、

MF塩越柚歩の東京ヴェルディ・ベレーザへの完全移籍も発表しており、

戦力の大幅な刷新を迫られている状況だ。