【画像（左）マーク・ウォルター氏】

米大リーグ・ドジャースのオーナー、マーク・ウォルター氏が、米プロバスケットボール協会（NBA）の名門チーム、ロサンゼルス・レイカーズの経営権を取得する見通しとなった。米スポーツ専門局ESPNが18日、関係者の話として報じた。

 

レイカーズはドジャースと、両チームがともにロサンゼルスに拠点を置くことも、今回の買収に至った要因の一つとみられている。

レイカーズはNBA歴代2位となる通算17度の優勝を誇る名門球団だ。

今回の売却額は100億ドル（約1兆4500億円）とされ、米プロスポーツの買収としては過去最高額となる見込みとのこと。

今年3月にボストン・セルティックスの売却額61億ドル（約8850億円）が承認待ちとなっており、それを大きく上回る水準だ。

ウォルター氏は女子バスケットボールチームなど複数のスポーツチームを所有する実業家で、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「彼は非常に競争心が強く、常に優勝を目指すチームづくりに尽力している」と評価している。