美少女アンドロイドの内部機構を公開 韓国発『D1AL-ogue+』独特の修理アニメーションが話題に 続編はメインストーリーのエンディングまで制作完了

2026.11.2

韓国のインディーゲーム開発チーム CherryPickerが、

開発中のアンドロイド修理アドベンチャーゲーム

『D1AL-ogue+』 10月の開発日誌をSteamで公開。

大きな反響を得ている。

今回の発表では、前作から登場するキャラクターたちの修理アニメーションがまとめて紹介されたほか、続編のメインストーリーがエンディングとエピローグまで制作されたことも明らかになった。

人間のような外見を持つ美少女アンドロイドの身体を開き、内部の機械構造を確認しながら修理していくという、本作ならではの演出。サイバーパンクの世界観とパズル要素を組み合わせた独特のゲームデザインが、今回の開発報告でも注目を集めている。

 


▪️美少女アンドロイドの身体を開いて修理する独特のゲーム体験


『D1AL-ogue』シリーズは、サイバーパンクな都市「クロマシティ」を舞台に、プレイヤーがアンドロイドの修理技師となり、故障したアンドロイドたちの問題を解決していくアドベンチャーゲームだ。

単に機械を修理するだけではなく、キャラクターとの会話を通じて、それぞれが抱える悩みや背景に触れていく点も特徴となっている。

修理パートでは、独自の円形パズルシステム「D1AL」を操作。

モジュールを組み合わせながら故障箇所を修復していく仕組みで、会話とパズルを組み合わせたゲーム体験が用意されている。

なかでも特徴的なのが、修理シーンのビジュアル表現だ。

今回公開された映像では、リエンの腹部パネルが開き、内部に組み込まれた機械部品が姿を現すアニメーションを確認できる。

さらに、フレイやオルカなどのキャラクターについても修理エリアが開く演出が紹介された。

人間に近い外見と、内部に組み込まれた精密機械との対比。いわゆる「メカバレ」と呼ばれる表現を取り入れた演出は、ロボットやアンドロイドを題材にした作品ならではの魅力といえる。

今回の開発日誌は、10月に公式Xなどで個別に公開されていたアニメーションをまとめて紹介する内容にもなっている。

 


▪️続編のメインストーリーはエンディングとエピローグまで到達


開発面でも大きな進展が報告された。

CherryPickerによると、『D1AL-ogue+』ではメインストーリーのエンディングとエピローグが追加され、物語の結末部分まで制作が進んだという。

また、ゲーム全体の完成度を高めるため、操作性や画面デザインなどの改善も進められている。

具体的には、UIデザインの調整に加え、コントローラーでの移動、スクロール、戻る操作などを見直した。

さらに、スケジュール画面の機能追加やオートセーブの導入など、プレイヤーが快適に遊べる環境づくりにも取り組んでいる。

収集要素の報酬と演出、追加コンテンツ用のアート、カバーイラストについても制作完了が報告された。

ただし、メインストーリーの結末が完成したことと、ゲーム全体の開発が終了したことは別だ。発売に向けては、引き続き複数の制作工程が残されている。

 


▪️約20人のキャラクター構想、個別ストーリーやパズルの拡充も


今後の開発項目として挙げられているのが、アンドロイドごとの修理条件やパズル構成を拡充するレベルデザインだ。

それぞれのキャラクターに合わせた修理体験を用意するほか、個別ストーリーの制作、各国語への翻訳チェックとテスト、追加キャラクターのポートレートや修理シーンのアート制作などを進めていく予定としている。

開発チームは過去の開発報告で、続編では約20人のキャラクターを想定した企画を進めていることも明らかにしていた。

前作で描かれたクロマシティの世界をさらに広げ、登場人物それぞれの背景や物語を掘り下げる構成を目指している。

 


▪️クラウドファンディングは見送り パブリッシャーとの協力へ


資金調達と販売体制についても、これまでに動きがあった。

9月30日に公開された開発日誌では、当初予定していた夏のクラウドファンディングを予定どおり実施できなかったことを開発チームが説明。そのうえで、作品の方向性を共有できるパブリッシャー(販売・流通を担う事業者)と出会い、共同で続編の準備を進めることになったと報告している。

詳細については、続編のストアページ公開に合わせて発表する方針を示していた。

今回の10月開発日誌では、パブリッシャーとの契約内容や販売条件、クラウドファンディングの今後について、新たな具体的説明は確認できない。

そのため、販売体制がどのような形で確定するのかは、今後の公式発表を待つ必要がある。

 


▪️前作はSteamで無料配信、続編は現在も開発中


前作『D1AL-ogue』は、PC向けゲームプラットフォームSteamで基本プレイ無料として配信されている。

一方、続編『D1AL-ogue+』は現在開発中で、今回の発表でも発売日は明らかにされていない。

美少女アンドロイドとの会話、円形パズルによる修理、

機械内部を描くアニメーションという複数の要素を組み合わせた本作。

メインストーリーが結末まで到達したことで、開発は次の段階へと進んでいる。