巨人軍オコエ瑠偉選手がオンラインカジノ賭博で書類送検へ!! 影響与えた“先輩像”とは
「楽天時代に先輩が喫煙所で…」巨人オコエ瑠偉選手、
オンラインカジノ賭博で書類送検・・・影響与えた“先輩像”とは
【©️読売ジャイアンツ公式プロフィールより】
プロ野球・読売ジャイアンツに所属する外野手、オコエ瑠偉選手(27)が、海外のオンラインカジノで違法に賭博行為を行ったとして、警視庁に書類送検されたことが明らかになった。オコエ選手は警察の調べに対し、「楽天時代に先輩がやっているのを見て始めた」と供述しており、その“きっかけ”となった先輩の存在が波紋を広げている。
▪️喫煙所で目撃した“先輩の遊技”
オコエ選手によれば、問題の発端は2021年ごろ。まだ東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍していた頃、遠征先のホテルの喫煙所で、当時のチームの先輩選手がスマートフォンでオンラインカジノをプレイしている様子を目にしたという。その姿に興味を持ち、自身も手を染めるようになったと語る。
「YouTubeの配信などを見て、オンラインカジノは合法だと思い込んでいた」とも述べており、先輩から直接教わったというよりは、身近な存在が実践していたことで警戒心が薄れた可能性がある。
▪️“先輩”は誰なのか、広がる憶測と球界の波紋
現時点でその先輩選手の名前や所属は明らかにされていない。しかし、喫煙所で堂々と賭博をしていた様子からは、チーム内で一定の立場を持ち、若手選手に影響を与える存在だったことがうかがえる。プロ野球界では、実力だけでなく生活態度も後輩の模範とされるべきだが、このような“悪しき慣習”が一部で存在していた可能性は否定できない。
こうした中、球団側も内部調査を進めるとみられ、今後“先輩”の特定や処分が行われる可能性もある。
▪️オコエ選手の“誤算”と失ったもの
オコエ選手は、遠征先のホテルや喫煙所で複数回にわたってオンラインカジノにアクセス。総額700万円を賭けたが、最終的には約450万円の損失を出したとされている。
華やかなプロスポーツの世界の裏で、孤独や退屈、ストレスからこうした行為に走ってしまう選手も少なくない。だが、その行為が違法であるという認識を持たずに踏み込んでしまったことは、選手本人のみならず球団、そしてファンにとっても大きな代償となった。今回の件は、個人の違法行為であると同時に、球団・リーグとしての再発防止体制の不備も問われる事態となった。特に若手選手にとって“先輩”の姿は重要な指針であり、その影響力は計り知れない。