【NBA】レイカーズを開幕直前に解雇されたコネクト、昨季王者ニックスと2ウェイ契約 ルーキーイヤーの輝きを取り戻せるか
ロサンゼルス・レイカーズを開幕直前にウェイブされたダルトン・コネクト選手(25)が、新たな挑戦の場をつかんだ。米スポーツ専門局『ESPN』によると、コネクト選手はニューヨーク・ニックスと2ウェイ契約を結ぶことで合意。2024年のNBAドラフトで全体17位指名を受けた有望株が、昨季王者の一員として再起を目指す。
▪️大学時代に磨いた得点力 NBAでも鮮烈な印象を残す
コネクト選手はテネシー大学で得点力を磨き、2024年のNBAドラフト1巡目でレイカーズから指名された。身長約198センチのウイングプレーヤーで、特に3ポイントシュートを武器とするスコアラーとして期待を集めた。
2024-25シーズンのルーキーイヤーには、78試合に出場して平均9.1得点、2.8リバウンドを記録。平均出場時間は19.2分で、3ポイントシュート成功率は37.6%だった。
なかでも注目を集めたのが、2024年11月の9試合だ。この期間、平均18.9得点、3ポイントシュート成功率52.2%という数字を残し、持ち前のシュート力を発揮。レイカーズの将来を担う若手の一人として、存在感を示した。
▪️ドンチッチ加入後に出場機会が減少 2年目は苦戦
一方、2年目の2025-26シーズンは厳しい展開となった。
レイカーズはルカ・ドンチッチ選手の加入などによってチームの攻撃構成が変化。主力選手がボールを保持して攻撃を組み立てる場面が増えるなか、ウイング陣にはオフボールでの動きや、キャッチ&シュートの精度、守備面での貢献が求められるようになった。
こうした環境の変化もあり、コネクト選手は安定した役割を確立できず、出場時間が減少。54試合に出場したものの、平均出場時間は10.2分、平均得点は4.2得点にとどまり、3ポイントシュート成功率も34.2%だった。
プレシーズンでも本来のシュート力を十分に発揮できず、開幕ロスター入りを逃す結果に。2024年のドラフト1巡目指名選手が、わずか2シーズンで新天地を探すことになった。
ただし、ルーキーイヤーに示した得点力まで失われたと判断するのは早い。役割や起用法によって持ち味が変わるウイングの選手だけに、新たな環境でどのような機会を得られるかが重要になる。
▪️ニックスが獲得に動いた理由 再起への足掛かりとなるか
今回、コネクト選手の獲得に関心を示していたのはニックスだけではない。『ESPN』の報道では、クリーブランド・キャバリアーズ、サクラメント・キングス、ミネソタ・ティンバーウルブズも関心を寄せていたという。
そのなかで新天地に選んだニックスは、昨季のNBA王者。チームとして高い競争力を持つ環境で、コネクト選手が自身の強みをアピールできるかが焦点となる。
今回の契約は、通常のNBA契約とは異なる「2ウェイ契約」だ。NBAチームとGリーグ傘下チームの双方でプレーすることを想定した契約形態で、NBAでの出場機会には一定の制限がある。選手にとっては、実戦経験を積みながらNBAの舞台で評価を高めるための足掛かりとなる。
ニックスは契約枠の調整も必要となるため、コネクト選手の加入によって、チーム内の選手構成にも動きが生じる見通しだ。

