WBCがキックボクシング部門を2027年に発足へ ボクシングとムエタイに続く世界王座認定に注目
世界ボクシング評議会(WBC)が、2027年にキックボクシング部門「WBCキックボクシング」を発足させると発表した。ボクシングに加え、2005年に発足を発表したムエタイ部門に続く新たな取り組みとなる。世界的な知名度を持つWBCがキックボクシングの世界王座やランキングをどのように整備していくか。
▪️WBC会長の指導のもと、新部門が始動へ
今回発足が発表された「WBCキックボクシング」は、マウリシオ・スライマン会長の指導のもと、既存のWBCボクシング、WBCムエタイと連携しながら運営される予定だ。
WBCはプロボクシングの主要な世界認定団体の一つとして知られ、ムエタイでも世界王座やランキングの認定に取り組んできた。新たにキックボクシング部門を設けることで、同団体が関わる競技の幅がさらに広がることになる。
▪️委員長にケビン・ヌーン氏を任命
WBCキックボクシング委員会の委員長には、
スライマン会長の承認を受け、ケビン・ヌーン氏(Kevin Noone)が任命された。
一方、各国の国内委員長については、現段階で任命されていないという。2027年の本格始動に向けて、今後、組織体制や各国との連携が整えられていくとみられる。
▪️世界王座やランキングの整備に期待
今後の焦点となるのは、WBCキックボクシングの世界王座や世界ランキング、各地域の王座・ランキングがどのような基準で設けられるかという点だ。
WBCのブランド力を背景に、国や地域をまたいだ王座認定の仕組みが整えば、選手にとって新たな目標や国際的な評価につながる可能性がある。
日本のキックボクシング界にとっても、WBCの世界タイトルマッチが国内で開催されることになれば、新たな注目を集める機会となりそうだ。ただし、日本での開催時期や具体的な大会計画については、現時点で明らかになっていない。
競技ルールや運営方法などの詳細は、
11月に開催されるWBC総会で発表される見込みだ。
2027年の発足に向け、王座認定の基準やランキング制度、
各国の組織体制がどのように構築されるのか。

