【RIZIN】堀江圭功選手VS宇佐美正パトリック選手 急きょ72.65キロ契約へ 実際は 72.65kg−70.95kg=1.7キロ差の異例展開 計量後には一触即発のフェースオフ

2026.10.2

 

格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKI」(HAPPINESS ARENA)の前日計量が10月2日に行われ、メインイベントで予定されていた堀江圭功選手(ALLIANCE)と宇佐美正パトリック選手(ハイブリッドアカデミー)の一戦が、ライト級ワンマッチから72.65キロ契約のキャッチウェイトマッチへ変更された。

長崎初開催となる大会のメインイベントを前に、異例の契約変更が発生。宇佐美陣営からの申し出を受け、両陣営が協議した結果、当初予定されていたライト級での対戦ではなく、72.65キロ契約で実施されることになった。


 

▪️宇佐美選手は72.65キロ 堀江選手は70.95キロで計量クリア

計量では、宇佐美選手が契約体重の72.65キロでクリア。

対する堀江選手は70.95キロでパスした。

両者の計量結果には1.70キロの差が生じる形となった。

堀江選手は計量後、今回の契約変更について「3カ月前ぐらいに試合が決まって、過酷な減量を頑張って71キロアンダーまで落としきった」と説明。

そのうえで、宇佐美選手について「(相手には)落としてほしかった」と率直な思いを明かした。

一方で、キャッチウェイト契約で試合を受けることについては、RIZINから追加のファイトマネーが提示されたことにも言及。

「戦うからには1.6キロオーバーされてもやることは変わらない」

と語り、契約変更があっても試合への姿勢を変えないことを強調した。

 

▪️計量後は約10秒間 超近距離で睨み合い

そして、今回の計量で強烈なインパクトを残したのが、両選手によるフェースオフだった。

計量を終えた両者は、約10秒間にわたって超至近距離で対峙。緊張感が張り詰めるなか、互いに一歩も引かない姿勢を見せた。

さらに宇佐美選手はマイクを握ると、

「殴り潰します!よろしくお願いします!」

と宣言。

これに対し、堀江選手も、

「俺が宇佐美選手をぶっ飛ばします」

と応じた。

前日計量の段階から、両者の勝負はすでに始まっているかのような激しい空気に包まれた。

対戦する堀江選手は、UFCでの経験を持ち、RIZINでもタイトルマッチを経験している実力者。

昨年11月の「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」では、桜庭大世選手と対戦して一本負けを喫したが、その後は負傷箇所の治療に取り組み、コンディションを立て直した。

今年5月の「RIZIN.53」では、元パンクラス王者の雑賀“ヤン坊”達也選手と対戦。

試合開始からわずか98秒でカウンターの左フックによるダウンを奪うと、その後の攻撃につなげてKO勝利。再起戦を鮮やかな形で飾った。

今回の宇佐美戦は、その勢いをさらに伸ばす重要な一戦となる。

 

▪️宇佐美選手は今年2戦目 勢いを持ってメインへ

一方の宇佐美選手も、今年に入って存在感を高めている。

今年5月にはRIZINで雑賀選手を下した後、6月には「Breaking Down20」に出場し、細川一颯選手と対戦。

2024年大みそかの「RIZIN DECADE」第1部「雷神番外地」以来となる再戦では、

バッティングのアクシデントもあったものの、3ラウンドを戦い抜いた。

ジャッジ5人のうち4人が宇佐美選手を支持し、再戦でも細川選手にリベンジを許さなかった。

そして今回、RIZINでは今年2戦目となる一戦で、

UFC経験者でタイトルマッチまで経験した堀江選手との対戦が決定。

さらに自身初となるRIZINメインイベントへの抜擢となった。

宇佐美選手は大会を締めくくるメインイベントについて、

「すごい重要な仕事だと思っている。大会最後の試合で、ファンに1番印象を残す」

と意気込みを語っている。

 

▪️72.65キロ契約が生んだ新たな緊張感

本来のライト級ワンマッチから、72.65キロ契約へ急きょ変更された今回の一戦。

堀江選手は70.95キロまで落とし切った一方、宇佐美選手は72.65キロで計量をクリアした。

両者の体重差が残るなかで成立したメインイベントだけに、試合そのものだけでなく、当日のコンディションや攻防にも注目が集まりそうだ。

そして何より、計量直後の約10秒間にわたる激しいフェイス・オフの睨み合いが示したように、両者とも試合への闘争心は明確。

異例の契約変更を経て迎える長崎大会のメインイベントは、試合前から大きな緊張感に包まれている。