「覚醒剤にどっぷり」与沢翼氏の衝撃告白・・・その背景に“脅迫”の影?
4月18日、実業家の与沢翼氏(42)が自身のX(旧Twitter)で覚醒剤の使用を含む重大な過去を赤裸々に告白し、波紋を呼んでいる。「秒速で1億円稼ぐ男」として一世を風靡した彼の発言は、今や100万人以上のフォロワーを抱えるインフルエンサーとしての立場にも大きな衝撃をもたらした。
▪️覚醒剤使用の背景に“外圧”の影?
「今からとんでもないことを書きます。本当にごめんなさい」
投稿はこの一文から始まった。続けて明かされたのは、覚醒剤への依存、妻や子どもとの別居、そして家庭内でのDV・モラハラといった一連の告白だった。
ネット上ではこの突如のカミングアウトに対し、「更生の意思を示した」「勇気ある告白」といった声も上がる一方で、「なぜ今、告白する必要があったのか?」という疑問が渦巻いている。特に注目されているのが、与沢氏が発信の中で直接的には語らなかった“外的要因”の存在だ。
「実は、一部の関係者の間では、覚醒剤の入手先とされる筋から脅しや脅迫を受けていた可能性が取り沙汰されている」と語るのは、ある週刊誌記者。
「自ら公表しなければ、もっと悪意ある形で暴露される、というプレッシャーがあったとすれば、今回のカミングアウトも“自己防衛”の一環と見ることができるでしょう」
つまり、与沢氏は自らの過去を“暴露”される前に、“自らの手で明かす”という道を選んだ可能性があるというのだ
▪️再犯率と依存の壁
与沢氏は投稿の中で「完全に辞めることができています」と断言しているが、専門家の見解は厳しい。
「覚醒剤は報酬系に直接作用するため、単なる“意志の強さ”では断ち切れません。自己申告による断薬状態には限界があり、医療的支援と環境の見直しが不可欠です」(依存症治療に詳しい精神科医)
厚生労働省によると、覚醒剤による再犯率は依然として高く、令和4年の統計では67.7%。有名人では田代まさし氏、槇原敬之氏など、複数回の逮捕歴があるケースも少なくない。
▪️SNSは“抑止力”になるのか
今回の告白について、「再出発に向けた第一歩」「同様の依存症に苦しむ人への警鐘」と評価する声もあるが、一部からは「SNSで公表すること自体が“再使用しないための抑止力”として機能しているなら、逆に再発の不安がある証左では?」との指摘も見られる。
とはいえ、与沢氏の発信が、依存症という“静かな病”の実態に社会的な関心を向けさせたことは事実だ。今後、彼がどのような支援体制のもとで社会復帰を果たすのか──その動向は、同様の苦しみを抱える人々の希望にもなりうる。