シュワバーが眠りから目覚めた!2打席連発で一気に35号 大谷選手と9本差に 本塁打王争いで単独トップ浮上

2026.8.10
【©️Philadelphia Phillies 】

米大リーグ、フィリーズのカイル・シュワバー外野手(33)が、再び豪快なアーチを量産する態勢に入った。

9日(日本時間10日)、本拠地シチズンズバンクパークで行われたブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。3回に34号3ラン、5回には35号ソロを放ち、2打席連続本塁打を記録した。


待望の一発が飛び出したのは3回だった。

無死一、二塁で迎えた第2打席。右腕ビーバー投手の外角チェンジアップを捉えると、打球は左中間スタンドへ一直線。打球速度101.9マイル(約164.0キロ)、飛距離378フィート(約115メートル)の先制3ランとなった。

シュワバーにとっては、7月18日(同19日)のメッツ戦以来となる本塁打。実に18試合、80打席ぶりのアーチだった。

しかし、ここからが本領発揮だった。

3―2と1点差に迫られた5回1死走者なし。再びビーバー投手と対峙すると、低めのナックルカーブを豪快にすくい上げた。

高々と舞い上がった打球は右翼スタンド最深部へ。打球速度107.7マイル(約173.3キロ)、飛距離448フィート(約137メートル)という特大弾で、2打席連続となる35号ソロを叩き込んだ。

長い沈黙を一気に吹き飛ばす連続アーチ。昨季56本塁打を放ち、自身2度目の本塁打王に輝いた長距離砲が、ここに来て再び勢いを取り戻した。

今季もリーグトップを走っていたシュワバーだったが、17試合連続で本塁打がなく、ロッキーズのグッドマンに並ばれていた。それでも、この日の2発で一気に単独トップへ再浮上。ア・リーグを含めた両リーグでも、アルバレス(アスレチックス)と並ぶ35本となった。

そして、日本のファンにとっても気になる存在がいる。ドジャースの大谷翔平投手(32)だ。

昨季、わずか1本差で本塁打王を争った両者だが、今季はシュワバーが35本、大谷は26本。現時点で9本の差がついている。

もっとも、シーズンはまだ終盤戦へ向かう段階。ここからシュワバーが再び本塁打を量産すれば、タイトル争いはさらに熱を帯びる。

18試合ぶりの一発をきっかけに、わずか1試合で2本を積み上げたシュワバー。

昨季の本塁打王が再びギアを上げ、今季のキング争いで頂点を視界に捉えている。