村上宗隆選手が再び魅せた!160キロ撃ちで2戦連発26号 シカゴ熱狂「ムネはスターだ」米ファンの人気も急上昇

2026.8.9

 

【©️Chicago White Sox 】

米大リーグ、シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が、

またしても強烈な一発を放った。

8日(日本時間9日)の本拠地レート・フィールドで行われたクリーブランド・ガーディアンズ戦に「2番・一塁」で先発した村上は、六回1死から迎えた第3打席で2試合連続となる26号ソロを記録。ホワイトソックスファンが待ち望んだ豪快な一打に、スタンドは一気に沸き上がった。

相手先発は今季11勝を挙げ、178奪三振をマークしていた右腕ギャビン・ウィリアムズ。村上が捉えたのは、カウント1―1から投じられた99.8マイル(約160.6キロ)のシンカーだった。

真ん中寄りに入ったボールを逃さず、左打席から鋭く振り抜く。

打球は左翼方向へ一直線に伸び、左翼ポールを直撃。打球速度は101.1マイル(約162.7キロ)、飛距離は347フィート(約105.8メートル)を記録した。

本塁打を確信したようにダイヤモンドを回った村上が右手を掲げると、

レート・フィールドは大歓声に包まれた。

試合はホワイトソックスが6―3で勝利。

村上はこの一発を含む1安打1打点、1四球を記録し、チームの勝利にも貢献した。


▪️「村上はスター」米国ファンの評価が変わった

村上の現在地を象徴するのが、現地ファンからの評価だ。

ホワイトソックスのファンコミュニティでは、今季の村上の長打力に対して早くから熱い反応が相次いでいる。

5月には村上の豪快な本塁打に1000件を超える高評価が集まった投稿もあり、「ホワイトソックスファンが求めていたものを与えてくれている」「彼の打球音はすごい」といった声が寄せられた。さらに「彼はスターだ」と評価するコメントも見られるなど、単なる新加入選手ではなく、チームの中心選手として受け入れられていることがうかがえる。

7月には、さらに象徴的な出来事もあった。

村上が初出場したホームランダービーでは、1回戦で9本塁打を放ち、平均飛距離421フィート、平均打球速度110マイルを記録。最長飛距離は466フィート、打球速度は114マイルに達した。

MLB公式サイトは、このパフォーマンスを紹介する中で、ロイヤルズのジャック・カグリアノーンから「完璧なホームランスイング」と評価されたことを伝えている。

つまり村上は、単に「日本から来た長距離打者」という段階を越え、米国でもその打撃そのものが評価される存在になりつつある。

 

▪️「Mune」の愛称も定着 シカゴで存在感を拡大

村上の人気を後押ししているのが、豪快な打球だけではない。

ホワイトソックスのファンの間では「Mune」の愛称も浸透。7月には村上が「このチームに加入したことは、これまでで最高の決断だった」と語ったことがファンコミュニティでも話題となり、「長く残ってほしい」という期待の声が相次いだ。

また、7月30日には村上とアントナッチが連続本塁打を放った際の日本語実況映像がホワイトソックスのファンコミュニティで大きな反響を呼び、日本の野球中継の熱量そのものを楽しむファンも現れた。

「日本語実況は最高だ」「サッカーのラテン系実況のように情熱的」といった反応も寄せられ、日本から海を渡った村上をきっかけに、米国ファンが日本の野球文化にも関心を広げている様子がうかがえる。

 

▪️2戦連発で26号 ルーキーイヤーの物語はさらに加速

村上にとって今回の26号は、単なる数字以上の意味を持つ。

160キロ超の速球系ボールを捉え、左翼ポール直撃という印象的な一発。しかも2試合連続本塁打という勢いを伴っている。

メジャー挑戦1年目から本塁打を量産してきた村上は、4月には日本生まれの選手としてメジャー初期21試合で7本塁打を放ち、同時期の大谷翔平を上回るペースがMLB公式でも紹介された。

さらに今回の26号によって、ルーキーイヤーの本塁打数という面でも存在感を増している。

日本で積み上げてきた実績を引っ提げ、メジャーという新たな舞台に挑んだ26歳。

開幕当初から長打力で注目を集め、故障による離脱を乗り越え、オールスターやホームランダービーにも出場。そして現在は、本拠地で豪快な一発を放つたびにスタンドを沸かせる存在となった。

村上が打席に入るだけで期待が膨らみ、打球が上がればスタンドが大きく反応する――。

シカゴで、村上宗隆の名前は確実に大きくなっている。

26号は、その人気と評価がさらに加速していることを象徴する一発になった。

ホワイトソックスの「Mune」は、いまや日本からやってきた新戦力ではない。

シカゴのファンが心待ちにするスターへ。

村上宗隆のメジャー1年目は、ここからさらに大きな物語へと進んでいく。