U17男子ワールドカップ 白谷柱誠ジャックが33得点と躍動も日本はフランスに57-93で完敗 世界トップとの差を痛感、それでも光った”個の才能”
【©️JBA】
男子U17日本代表が出場する『FIBA U17男子ワールドカップ2026』は
6月30日、グループフェーズ第3戦が行われ、日本はフランスに57-93で敗戦。
グループステージを3連敗で終え、順位決定ラウンドへ回ることとなった。
相手はFIBAユースランキング4位の強豪フランス。
日本は第1クォーターこそ22-31と食らいつき、互角に渡り合う時間帯も見せた。
しかし、第2クォーター開始直後に0-8のランを許すと試合の主導権を完全に奪われる。
タイムアウトで流れを切ろうとしたものの、フランスの圧力は衰えず、
一時は約7分半にわたって無得点。前半を32-52で折り返す苦しい展開となった。
第3クォーターは守備を立て直し、この試合最少となる14失点に抑える粘りを見せたが、第4クォーターには再び世界トップクラスのフィジカルと攻撃力の前に押し切られ、最終的には36点差で力負けを喫した。
それでも、日本に確かな希望をもたらしたのが白谷柱誠ジャックだった。
エースは33得点7リバウンド2アシストを記録。
今大会ここまで課題となっていた3ポイントシュートも、それまでの14本中1本成功から一転、この試合では13本中7本成功(53.8%)と大爆発。キャッチ&シュートだけでなく、自らリズムを作るプルアップ、積極果敢な1対1でも得点を重ね、世界トップクラスの相手にも通用するシュート力とスコアリングセンスを存分に示した。
イタリア(同3位)、アメリカ(同1位)、そしてフランス(同4位)と、グループリーグでは世界屈指の強豪が立ちはだかった。日本は3連敗という結果に終わったものの、その敗戦以上に大きかったのは、世界基準の強度とスピードを体感できたことだ。
チームとしてはフィジカルやリバウンド、試合を通して戦い抜く強度など、世界との差を改めて突きつけられた。一方で、白谷が見せたような個人技術や得点能力には、世界でも勝負できる可能性が十分に感じられた。日本バスケットボールが磨き続けてきた「個」のスキルは、確実に世界へ近づいている。

