ホーネッツの看板選手ボールに総額6万ドルの罰金処分“足を手で掬う”危険行為が波紋、ヒート指揮官は審判対応も問題視
【©️Charlotte Hornets 】
米プロバスケットボールリーグ(NBA)は4月16日(現地時間15日)、ラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ)に対し、総額6万ドル(約950万円)の罰金を科したと発表した。プレー中に偶発的に接触し先に倒れたポールが、相手選手の足を手で掬う形で転倒を誘発した行為が、「不必要かつ危険な接触」と認定された。
問題のプレーは15日に行われたプレーイン・トーナメント、マイアミ・ヒート戦の第2クォーター残り11分13秒に発生した。自身のシュートをブロックされて倒れ込んだボールは、その直後、リバウンドを確保したバム・アデバヨの足元に接触。この際、単なる接触にとどまらず、手で相手の足を掬うような動作によってバランスを崩させ、転倒を誘発したとみられている。アデバヨは体勢を崩して倒れ込み、腰を強打。負傷退場を余儀なくされた。
NBAは試合後のレビューでこのプレーを精査し、重大な負傷リスクを伴う危険行為と判断。試合中はファウルが宣告されなかったものの、事後評価でフレグラントファウル2相当と認定し、3万5000ドルの罰金を科した。さらに、試合後のテレビインタビューでの不適切発言により、追加で2万5000ドルの罰金も科されている。
主力のアデバヨを序盤で欠いたヒートは延長戦の末、126―127で惜敗。
試合後、指揮官のエリック・スポールストラヘッドコーチは、「ああいった行為はバスケットボールにふさわしくない」と強く非難。「相手をつまずかせるようなプレーは、この競技に存在すべきではない」と語り、さらに審判団の対応にも言及。「誰かがあのプレーを見ていなければならない。退場に値するプレーだった」と苦言を呈した。
一方、試合終盤に決勝点を挙げたボールは、試合後に「頭を打っていて状況がよく分かっていなかった」と釈明。アデバヨを気遣うコメントも残したが、結果として危険行為への責任は免れず、リーグから厳しい処分が下された形となった。
なお、出場停止処分は科されておらず、ボールは次戦出場が可能。
18日(同17日)、ホーネッツはオーランド・マジックと対戦し、
どちらの勝者チームがプレーオフ第8シードの権利を得る。


