村上宗隆選手 圧巻の満塁弾で6号 メジャー初3安打で打率2割復帰、48発ペースの量産態勢
【©️Chicago White Sox】
米大リーグでプレーする村上宗隆選手が、豪快な一発で存在感を示した。現地17日(日本時間18日)のアスレチックス戦に先発出場し、特大の満塁本塁打を含む3安打の活躍。苦しんでいた打率も2割台に乗せ、長距離砲としてのポテンシャルを改めて印象づけた。
舞台は米カリフォルニア州サクラメントのサターヘルスパーク。
4点リードで迎えた7回2死満塁、勝負どころで主役が結果を出す。フルカウントから放った一撃は、相手右腕アルバラド投手の剛速球(約158キロ)を完璧に捉え、打球速度約183キロ、飛距離約131メートルの特大弾。打球はバックスクリーンを悠々と越え、スタジアムの空気を一変させた。3試合ぶりとなる6号は、豪快な満塁ホームランとなった。
この日は初回に空振り三振を喫したものの、その後は対応力を発揮。2打席目、3打席目と連続安打を放ち、メジャー20試合目にして初の1試合3安打を記録した。4打席目は再び三振に倒れたが、最後の打席で試合を決定づける一発を叩き込んだ。
開幕直後は3試合連続本塁打と鮮烈なスタートを切った村上選手だが、その後はメジャーの投手陣に苦しみ、打率は一時1割台まで低下。それでも14日のレイズ戦で9試合ぶりの一発を放つなど復調の兆しを見せていた。この日の爆発で流れを引き戻した形だ。
シーズン20試合で6本塁打というペースは、162試合換算で48本超。数字上はすでに主砲級の生産力を示している。なお、日本人のメジャー1年目最多本塁打は2018年に大谷翔平選手が記録した22本。現状のペースを維持できれば、記録更新も十分に視野に入る。
試合後、村上選手は「前の打席で三振していたので球の軌道はイメージできていた。中途半端にならないよう思い切り振った」とコメント。
試行錯誤の中で確かな手応えをつかみつつある。


