19歳の衝撃、NBAの歴史に名を刻む―クーパー・フラッグが史上2番目の若さで1000得点 アメリカバスケの未来を担う才能
【©️Dallas Mavericks 】
NBAに、また一人“時代の顔”となり得る才能が現れた。ダラス・マーベリックスの19歳ルーキー、クーパー・フラッグが、リーグ史に残るスピードで通算1000得点の大台に到達した。
3月6日(現地時間5日)、マーベリックスは敵地キア・センターでオーランド・マジックと対戦。試合は終盤までもつれる接戦となったが、残り1.4秒でウェンデル・カーター・ジュニアにダンクを決められ、114―115で敗戦。チームは5連敗を喫した。
だが、この試合は敗戦の記憶だけでは終わらない。むしろリーグの未来を予感させる出来事が、静かに刻まれた一戦でもあった。
この日コートに戻ってきたのは、左足中足部の捻挫で戦列を離れていたフラッグだ。
2月13日のロサンゼルス・レイカーズ戦以降、8試合を欠場していた19歳はベンチスタートながら出場。シュート成功率31.8%(7/22)と本来の精度には届かなかったものの、18得点、5リバウンド、6アシスト、4ブロックと、攻守両面でその多才さを示した。
そして第1クォーター残り9分51秒。オフェンシブリバウンドを奪うと、そのままリング下で押し込んだシュートが、この日の最初の得点。そしてそれが、NBAレギュラーシーズン通算1000得点目だった。
19歳74日での到達は、レブロン・ジェームズ(19歳41日)に次ぐNBA史上2番目の若さという快挙である。
さらにフラッグは、キャリア最初の50試合で
1000得点、300リバウンド、200アシストに到達。
これはNBA史上9人目の記録であり、
NBAとABAが統合された1976-77シーズン以降では、
マイケル・ジョーダンとルカ・ドンチッチに続く
極めて限られた選手しか踏み込めていない領域だ。
つまりフラッグの数字は、単なる“優秀な新人”の枠を大きく超えている。
すでに歴代のレジェンドたちと同じ統計ラインに立ち始めている事を示している。
得点、リバウンド、アシスト、さらにはブロックまで高水準でこなす万能性。
コートのどこにいてもゲームに影響を与える存在感。
そして何より、まだ19歳という伸びしろ。
NBAがスーパースターを次々に排出してきたリーグであることを考えれば、
こうした才能が1年目で頭角をしっかりと表すことは、大きな財産と言える。

