NBA 76ers主軸選手の1人であるポール・ジョージが25試合出場停止 禁止薬物規定違反を認め謝罪「治療を求める中で誤った判断」
NBA界に衝撃が走った。
リーグは1月31日(日本時間2月1日)、フィラデルフィア・76ersの
ポール・ジョージ(35)に対し、禁止薬物規定違反により
25試合の出場停止処分を科すと発表した。
ジョージは今季ここまで27試合に出場し、平均16得点、3ポイント成功率38%を記録。昨季は相次ぐ負傷に苦しんだが、今シーズンは安定したパフォーマンスを見せ、東地区6位につける76ersの復調を支える存在となっていた。
その矢先の処分発表だけに、チーム、そしてリーグ全体に与える影響は小さくない。
処分発表後、ジョージは米スポーツ専門局「ESPN」を通じて声明を公表。
「ここ数年、メンタルヘルスの重要性について議論してきました」と切り出し、
「最近、自身の問題の治療を求めていた際に、不適切な薬を服用してしまいました。これは私のミスです」と違反を認めた。
さらに「この過程で誤った判断を下したことについて、シクサーズ、チームメイト、そしてフィラデルフィアのファンの皆さまに心からお詫びします。すべての責任は私にあります」と謝罪。「出場停止期間を、復帰後にチームへ貢献するため、心身ともに最高の状態を整える時間にしたい」と前を向いた。
ジョージの出場停止は、同日のペリカンズ戦から適用される。
復帰可能となるのは3月25日(日本時間26日)の本拠地ブルズ戦だが、その時点で76ersのレギュラーシーズンは残り10試合。プレーオフ争いが本格化する終盤戦を主力不在で戦うことになり、チームの戦略修正は避けられない状況だ。
リーグ屈指のスターによる今回の違反は、メンタルヘルスと薬物規定のあり方を改めて問いかける形となった。ジョージは再びコートに戻り、信頼を取り戻すことができるのか。
なお、現時点でのNBA公式発表や主要報道では、ポール・ジョージが服用した具体的な「禁止薬物の名前(成分)」は公表されていない。
NBAのリリースでも物質名は明らかにされておらず、ジョージ自身は「不適切な薬を服用した(improper medication)」としか説明していないが、おなじような事案が生まれないためにも、今後も詳細は明らかにしない方針とされている。

