スノーボードハーフパイプ競技 平野歩夢選手が圧巻V 日本勢が表彰台を独占―ミラノ・コルティナ五輪へ“最強トリオ”が一歩前進

2025.12.12

©️FIS

スノーボードW杯ハーフパイプが12日、中国・張家口で開幕し、

ミラノ・コルティナ五輪を目前に控える日本勢がいきなり強烈な存在感を示した。

男子決勝では、22年北京五輪金メダリストの

平野歩夢(TOKIOインカラミ)が93.50点の高得点で堂々の優勝。

2位に戸塚優斗(ヨネックス)、3位に平野流佳(INPEX)が続き、

日本勢が表彰台を独占する圧巻のシーズンスタートとなった。


 

今回の結果により、平野歩夢選手、戸塚優斗選手、平野流佳選手の

3選手は全日本スキー連盟(SAJ)が定める派遣推薦基準をクリア。

正式発表は基準日後の来年1月19日以降となるが、

3人が揃って“事実上の五輪代表”として大舞台へ大きく前進した。

五輪は平野歩夢選手が4大会連続、

戸塚優斗選手が3大会連続、

平野流佳選手が2大会連続の出場となる見通し。

日本のハーフパイプ陣は、世界最難度の技を揃える“金メダル候補集団”として、

来年2月のミラノ・コルティナで再び世界の頂点に挑む。