巨人・田中将大投手が6000万円減の“王台”1億円で更改 200勝の節目と存在感が示す「納得の評価」

2025.11.25

【©️読売巨人軍】

巨人・田中将大投手(37)が25日、東京・大手町の球団事務所で

契約更改交渉に臨み、今季年俸1億6000万円から

6000万円ダウンの1億円でサインした(推定)。

会見では「当然減俸です」と淡々と語ったが、

その表情にはベテランとしての覚悟と、なおチームに必要とされる存在感がにじんだ。


 

田中将大投手は今季、節目となる日米通算200勝に到達。

一方で、約3カ月におよぶ2軍調整も経験するなど苦しいシーズンを過ごした。

それでも、球団からは夏場の苦しい投手事情の中での奮投、

そして若手への積極的な助言など“チームに根づく価値”が高く評価された。

会見では今季を振り返る一言として「200」とだけ語り、節目への誇りをのぞかせた。

そのうえで「来季はリーグ優勝、日本一になりたい。どういう形であれチームに貢献したい」と決意を新たにした。

昨オフ、楽天から自由契約となり巨人入りした田中将大投手。

加入時には“経験の伝承”を求められていたが、その役割は今季しっかりと果たした形だ。
10試合の登板で3勝4敗、防御率5.00と数字こそ物足りなさも残る。

それでも節目の大記録、抜群の人気、そしてチームへの影響力を考えれば、

王台の「1億円」という評価はむしろ納得と言えるだろう。