NBAの伝説、レニー・ウィルケンズ氏が88歳で死去 選手・監督として殿堂入りの偉業

2025.11.11

【©️NBA】

米プロバスケットボール界のレジェンド、レニー・ウィルケンズ氏が

11月9日、88歳で死去した。選手としても監督としても

バスケットボール殿堂入りを果たした数少ない人物の一人で、

その功績は今なお語り継がれている。


ウィルケンズ氏は1960年にNBAデビューし、

ホークスやシアトル・スーパーソニックス

(現オクラホマシティ・サンダー)などで活躍。

名ガードとして正確なパスと冷静なゲームメイクを武器に、オールスターには9回選出された。キャリア通算では1077試合に出場し、1試合平均16.5得点、4.7リバウンド、6.7アシストを記録した。

現役晩年には選手兼監督としてソニックスを指揮し、その後もホークス、クリーブランド・キャバリアーズなどで長年にわたり指揮を執った。指導者としてのキャリアは1977年から2005年まで32シーズンに及び、1979年にはソニックスをNBAチャンピオンに導いた。監督としての通算成績は1332勝1155敗で、これはNBA歴代3位の記録となっている。

ウィルケンズ氏は1989年に選手として、1998年には監督としてバスケットボール殿堂入りを果たした。選手と監督の両方で殿堂入りを果たした人物は、彼を含めてわずか5人しかいない。