【©️Stade de Reims,】

フランス2部リーグ第10節（17日＝現地時間）、スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗（25）が、アウェーのロデズ戦でフル出場。前半終了間際に値千金の同点ゴールを決め、チームの2－2ドローに貢献した。

 

中村選手は前節に続き2試合連続ゴールをマーク。

これで今季通算3得点目。代表戦を含め、充実したパフォーマンスを続けている。

わずか中2日前には、日本代表として「王国」ブラジルを3－2で撃破する歴史的勝利に貢献。1－2と追う展開の後半17分、鋭い右足ボレーで同点弾を叩き込み、世界を驚かせた。その勢いをそのままフランスへ持ち帰った形だ。

この日のロデズ戦でも、左サイドから巧みにペナルティーエリアへ侵入。

味方との連係で守備を崩すと、最後は冷静に右足でゴール右隅へ流し込んだ。

キレ味鋭いプレーでチームを牽引し、試合を通して高い運動量を維持。連戦の疲労をまったく感じさせなかった。

チームは勝ち点1の獲得にとどまったが、中村選手はリーグ戦復帰後わずか5試合で3ゴール2アシストと、数字の面でも確かな存在感を示している。