日本ボクシング界におけるビッグマッチが正式発表された。

プライムビデオは25日、11月24日に江東区のトヨタアリーナ東京で開催する「Prime Video Boxing 14」で、WBC世界バンタム級王座決定戦として那須川天心（27＝帝拳）と井上拓真（29＝大橋）の激突を行うと発表。日本人同士による世界戦の実現に、早くも大きな注目が集まっている。

 

那須川選手は「これまでの7戦はつぼみを育ててきた。今回の試合で必ず花を咲かせる」と堂々宣言。

キックボクシングで42戦無敗、“神童”と呼ばれた天才は、プロボクシング転向からわずか8戦目で世界王座奪取を狙う。

すでにWBOアジア・パシフィック王座を獲得し、

今年2月には元世界王者ジェーソン・モロニーを撃破するなど、階段を駆け上がってきた。

 

一方、井上拓真選手も負けてはいない。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の弟として知られるが、自身もWBC暫定王座、WBA王座を経験した実力者。昨年10月に堤聖也に敗れて王座を失ったものの、13カ月ぶりのリングで3度目の戴冠を狙う。

「兄とは違う自分のボクシングを証明したい」と、再起戦に並々ならぬ覚悟を示している。

 

舞台となるトヨタアリーナ東京は、10月3日に正式オープンする最新鋭アリーナ。

約1万人を収容でき、国内最大のリボンビジョンや最新の音響照明設備を誇る。

新時代のボクシングを象徴する舞台としてふさわしい。

この日の会見では、東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士、WBOアジア・パシフィック王者・坪井智也、世界ランク上位の増田陸らの参戦も発表され、日本ボクシング界の未来を担うスターたちが一堂に会することになる。

世界が注目する11月24日の夜。

天才・那須川天心選手か！？

経験豊富な井上拓真選手か！？

日本人同士による至高の一戦は、プライムビデオで独占生配信される。