『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』主要撮影終了 ロバート・ダウニー・Jr悪役転身で話題沸騰、公開は2026年12月18日

2025.9.20

【©️marvel】

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最大の注目作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の主要撮影が、現地時間19日、イギリスで無事に終了した。報道によれば、公開は2026年12月18日に日米同時で行われる予定で、世界中のファンの期待は一段と高まっている。

 

本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)から実に7年ぶりのシリーズ新章。監督を務めるのは、同作で歴史的興行収入を記録したルッソ兄弟(ジョー&アンソニー)であり、再び“アベンジャーズ旋風”を巻き起こすべくメガホンを取る。

とりわけ大きな驚きは、これまでアイアンマン役としてMCUの象徴的存在だったロバート・ダウニー・Jrが、今回は宿敵ドクター・ドゥームを演じることだ。ヒーローから悪役への異例の転身は、公開前から大きな話題を集めており、物語の核心にどう関わるのか注目が集まっている。

 

▪️豪華ハリウッド・スター俳優キャスト、総勢27名

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は今年4月、「本作ではアベンジャーズ、ワカンダ勢、ファンタスティック・フォー、サンダーボルツ(改めニュー・アベンジャーズ)、さらに元祖X-MENが結集し、ドクター・ドゥームとの壮絶な戦いを描く」と語っていた。これまでに発表されている27名のキャストは以下の通りで、シリーズを彩ってきた面々が勢ぞろいする。役柄についてはドクター・ドゥーム以外未発表だが、それぞれが従来演じたキャラクターで再登場する可能性が高い。

クリス・ヘムズワース(ソー)

トム・ヒドルストン(ロキ)

ポール・ラッド(アントマン)

シム・リウ(シャン・チー)

アンソニー・マッキー(キャプテン・アメリカ)

ダニー・ラミレス(ファルコン)

レティーシャ・ライト(シュリ/ブラックパンサー)

ウィンストン・デューク(エムバク)

テノッチ・ウエルタ(ネイモア)

セバスチャン・スタン(バッキー・バーンズ)

ワイアット・ラッセル(USエージェント)

フローレンス・ピュー(エレーナ)

デヴィッド・ハーバー(レッド・ガーディアン)

ハナ・ジョン=カーメン(ゴースト)

ルイス・プルマン(セントリー)

 

▪️追加撮影は今後も実施へ

主要撮影は約5か月間にわたり行われたが、MCU作品では恒例となっている追加撮影が今後も予定されている。完成度を高めるための綿密な調整が続くとみられる。

 

▪️シリーズの転換点となる一作

『ドゥームズデイ』は、これまでのアベンジャーズの歴史を締めくくりつつ、新たな世代のヒーローたちを本格的に導入する転換点となる可能性が高い。ファイギ社長も「この作品がMCUの未来を方向づける」と強調しており、公開までの1年あまり、世界的な熱狂が続くことは間違いない。