「英雄から迷走へ」BJ・ペン選手が4か月間で5度目の逮捕! 母親への接近禁止命令を無視

2025.9.20

総合格闘技界の伝説が、再び法の手にかかった。
UFCで2階級を制覇し、殿堂入りを果たした元王者BJ・ペン(46)が、

わずか4か月の間に5度目の逮捕となった。

今度は、実母からの接近禁止命令を破ったとしてハワイ警察に拘束された。

 

ペンはブラジリアン柔術をルーツに、UFCライト級とウェルター級を制覇。

日本の「ROMANEX」や「HERO’S」にも参戦し、世界のMMAファンから“プロディジー(神童)”の名で親しまれた存在だった。

しかし、その輝かしいキャリアの後、待っていたのは荒れた私生活と逮捕の連続だった。

米メディア「ニューヨーク・ポスト」によると、9月15日、母親の保護命令に違反して自宅物件に侵入したとされ、警察が即座に逮捕。

翌16日には起訴され、保釈金2000ドル(約30万円)を支払って釈放されたという。

今年だけで既に4度の逮捕されていたペンは、母親への虐待容疑でも起訴済み。

本人は「家族が殺され、偽物にすり替えられた」と妄想じみた主張を繰り返す一方、

母親は「息子は精神障害を抱えている」と警察に説明していたという。

接近禁止命令は来年5月まで有効だったが、息子はその約束を破った形だ。

法を守れない環境が続いていることを考えると、精神疾患の状況は重いと判断できる。