柳楽優弥さん TBS日曜劇場で初主演! 2027年1月スタート『Mr.MYSTERY?』で異色のミステリーに挑戦
俳優の柳楽優弥さんが、2027年1月期の放送の
TBS系日曜劇場『Mr.MYSTERY?』(毎週日曜午後9時)で
主演を務めることが10月22日に発表された。
柳楽さんは日曜劇場で初主演となる。
本作は、警視庁の「被害者サポート担当係」に所属する主人公・青柳徹が、事件の捜査や犯人への追及ではなく、相手の心に寄り添うことで事件の真相へと迫っていく、1話完結のオリジナルミステリー・エンターテインメントだ。
最大の特徴は、物語の冒頭で犯人の正体が明かされること。犯人探しを中心に据える従来のミステリーとは異なり、視聴者は犯人が誰なのかを知ったうえで、主人公と犯人の駆け引きを見守ることになる。
■犯人を追わない主人公が、事件の真相に迫る
柳楽さんが演じる青柳徹は、事件によって大切な人を失った人々など、被害関係者の心のケアを担う警視庁職員。警察組織に身を置きながら、事件の捜査そのものには関わらないという、異色の立場にある人物だ。
青柳の基本姿勢は、相手を疑ったり、問い詰めたりすることではない。目の前の人の話に耳を傾け、その人物を理解しようとすることに徹する。
ところが、そんな青柳が事件の関係者を装う犯人の前に現れると、状況は一変する。
一緒に帰り、食事をし、趣味に付き合い、時には仕事の現場にまで顔を出す。人懐っこく、どこか憎めない青柳の行動は、犯人にとって予想外の展開を生み出していく。
自分を疑っている様子もなく、捜査をしているわけでもない。だからこそ、簡単に遠ざけることもできない。何を考えているのかつかめない青柳に、犯人たちは次第に振り回されていく。
■「誰が犯人か」ではなく「なぜ事件を起こしたのか」
本作では、毎回、個性豊かな犯人が登場する。犯人の正体を隠して視聴者を驚かせるのではなく、事件を起こした人物の背景や心理、そこに隠された人間模様を掘り下げていく構成が特徴となる。
物語の中心となるのは、青柳と犯人の間で繰り広げられる会話劇。緊張感のある駆け引きに加え、思わず笑ってしまうようなやり取りも盛り込まれるという。
事件の謎を解き明かすだけでなく、犯人がどのような人物で、なぜ事件を起こすに至ったのか。その内面に目を向けることで、スリリングなミステリーと人間ドラマの両面を描き出す。
犯人役のゲストやレギュラーキャストについては、今後順次発表される予定だ。また、10月25日放送の日曜劇場『VIVANT』終了後には、本作のティザー映像が初公開される。
■柳楽優弥「俳優活動の中で新しいチャレンジになる」
柳楽さんは今回の出演について、日曜劇場という枠に参加できる喜びを語った。
「今回、日曜劇場という枠に自分が参加できるのが素直にうれしいです」
初めて台本を読んだ際には、俳優として新たな挑戦になると感じたという。犯人が物語の前半で明かされる作品への出演は初めてであり、自身の演じ方や適切な立ち位置について、演出やプロデュース陣と事前に話し合いながら撮影に臨んでいると明かした。
さらに、主人公だけでなく、作品全体に対する情熱を出演者やスタッフとともに育てていくことを大切にしたいとコメント。
視聴者に向けては、「日曜日の夜9時にこのドラマを見て、10時にはシンプルに『楽しかった!』と視聴者の方に思っていただける作品にできればと思っています」と期待を寄せた。
柳楽さんは、Netflixシリーズ『九条の大罪』(2026年)やTBS系ドラマ『ライオンの隠れ家』(2024年)、ディズニープラスの『ガンニバル』(2022年)など、さまざまな作品で存在感を発揮してきた。
本作では、これまでの出演作とは一味違う、人懐っこさとつかみどころのなさを併せ持つ主人公を演じる。日曜劇場初出演にして初主演となる今回の挑戦で、どのような新境地を見せるのか注目される。
■プロデューサーが語る作品の見どころ
本作をプロデュースする中島啓介氏は、ミステリーでありながら最初から犯人が分かっており、主人公も事件の捜査をしないという設定が、物語の出発点になると説明した。
青柳については、人懐っこい一方でつかみどころがなく、優しそうに見えて何を考えているのか分からない、不思議な人物だと紹介。柳楽さんが演じる新たなキャラクターに期待を寄せている。
また、毎週登場する犯人たちについても、事件を起こした理由や人物像に焦点を当てる方針を明かした。
スリリングな謎解きに加え、犯人たちのどこかおかしく、愚かで、時には切なさも感じさせる人間らしさを描くことが、本作ならではの魅力になるという。

