女子日本代表、韓国との激闘を劇的逆転! 田中こころ選手が試合終了間際にディープスリー 苦戦を乗り越え、最後に笑った日本
女子バスケットボール日本代表が8月14日、韓国代表との国際親善試合第2戦に臨み、終盤まで韓国にリードを許す苦しい展開から、最後は田中こころ選手の劇的な3ポイントシュートで逆転。接戦を制して、鮮やかな勝利を飾った。
前日の第1戦に続き、今回も日韓両代表による激しい攻防が展開された。
日本を苦しめたのは、韓国の外角シュートだった。
韓国は前半から3ポイントを積極的に狙い、タフな体勢からのシュートも次々と成功。前半の3ポイント成功率の高さが、試合の流れを大きく左右した。
日本はなかなかディフェンスを崩し切れず、韓国に先行を許す展開となった。
後半に入ると、日本はインサイドへのアタックを増やし、渡嘉敷来夢選手らが果敢にゴールへ向かった。
渡嘉敷選手は身体を張ったドライブからファウルを誘い、フリースローの機会を獲得。しかし、得点を重ねたい場面でフリースローを決め切れない場面もあり、日本にとっては苦しい時間帯が続いた。
一方、韓国は2番、3番ポジションの選手を中心に攻撃を展開。
外角からのシュートだけでなく、ミドルレンジからも得点を重ね、日本の追い上げを許さない。
日本も高田真希選手らがミドルレンジのシュートで応戦。田中こころ選手も積極的にリングへアタックし、得点を重ねていく。
しかし、韓国は再び3ポイントを成功させるなど、要所で難しいシュートを決め続けた。
スコアは40-52。
日本は韓国の外角攻勢に苦しみ、なかなか点差を縮められない。
それでも、日本は徐々に反撃の糸口をつかんでいく。
ステファニー選手もコートに入り、ディフェンスで流れを変えると、日本はフリースローから着実に得点。
田中選手も攻撃を仕掛け、45-56と追い上げる。
韓国にもファウルが増え始め、試合は次第に激しさを増していった。
日本は細かなパスミスなどで攻撃のリズムを崩す場面もあったが、マウリー選手が強烈なドライブを披露。
自らボールを運び、身体をぶつけながらゴールへ向かう積極的なプレーで日本をけん引した。
終盤に入っても韓国がリード。
53-60。
さらに日本はファウルが重なるなど、最後まで苦しい展開が続いた。
しかし、韓国にもファウルトラブルが発生。
日本はそこから少しずつ点差を詰め、54-61で最終クォーターへ突入した。
▪️第4クォーター、日本が猛反撃
勝負の第4クォーター。
この時点でも韓国がリードしていたが、日本はディフェンスの強度を一段と高め、オールコートでプレッシャーをかけていく。
渡嘉敷選手が得点を挙げると、日本は58-63まで追い上げる。
さらに日本の守備から韓国の攻撃を止め、徐々に流れを引き寄せていった。
田中選手もリングへ向かって積極的にアタック。
63-67と4点差まで迫ると、今度は星杏璃選手が3ポイントシュートを成功させる。
これで61-65。
日本のベンチ、そして会場の空気が一気に変わった。
さらに田中選手がアタックから得点。
日本は韓国に4点差まで迫り、勝負は完全に分からなくなった。
そして残り5分を切ったところで、日本がついに大きなチャンスを迎える。
朝比奈あこ選手がリバウンド争いで奮闘し、日本が攻撃権を確保。
そこから日本が得点を重ね、ついに65-67。
さらに日本はゴールへ向かい、ファウルを受けながら得点。
67-67。
試合はついに同点となった。
残り4分58秒。
ここからは一進一退の攻防となった。
日本が逆転に成功すると、韓国もすぐさま反撃。
さらに韓国の3番の選手が3ポイントを沈め、再び日本を突き放す。
田中選手は最後まで全力でコートを駆け続け、攻守両面で存在感を発揮。
しかし、韓国の守備も田中選手へのマークを強め、簡単にはシュートを打たせない。
69-72。
残り時間が少なくなる中、日本は再び追いかける展開となった。
▪️最後に待っていた田中こころ選手の劇的な一撃
そして迎えた試合終盤。
日本は必死にディフェンスを続け、韓国との点差を縮めていく。
スコアは72-76。
残り時間はわずかとなり、韓国がボールを保持する。
日本にとっては、ここで守り切ることが絶対条件だった。
そして日本がボールを取り返すと、最後の攻撃へ。
残り13.6秒。
田中こころ選手が3ポイントシュートを放つ。
これが決まった。
75-76。
日本はついに1点差まで迫った。
韓国はフリースローの機会を得るも、ここで1本を外す。
そして、日本に最後のチャンスが訪れる。
ボールを託されたのは、田中こころ選手。
試合終了間際、田中選手が放ったのは、深い位置からのディープ3ポイント。
そのシュートがゴールに吸い込まれた。
劇的な逆転。
日本代表が最後の最後で韓国を振り切った。
前半から韓国の3ポイントシュートに苦しみ、なかなか自分たちのリズムを作れなかった日本。
それでも、後半からディフェンスの強度を高め、渡嘉敷選手、マウリー選手、高田選手、星選手らが粘り強く反撃。
そして最後は、田中こころ選手が勝負を決めた。
日韓の伝統的なライバル対決にふさわしい、最後まで勝敗の行方が分からない熱戦。
約8900人が会場に足を運んだ一戦は、日本女子バスケットボールの高い人気と、日韓戦ならではの熱気を改めて印象づける試合となった。
日本代表にとって、苦しい時間を乗り越えてつかんだ劇的な逆転勝利。
最後の最後まで諦めない姿勢を、田中こころ選手の一撃が象徴する結果となった。
