女子日本代表、韓国との激闘を劇的逆転! 田中こころ選手が試合終了間際にディープスリー 苦戦を乗り越え、最後に笑った日本

2026.8.14

 

 

女子バスケットボール日本代表が8月14日、韓国代表との国際親善試合第2戦に臨み、終盤まで韓国にリードを許す苦しい展開から、最後は田中こころ選手の劇的な3ポイントシュートで逆転。接戦を制して、鮮やかな勝利を飾った。


 

前日の第1戦に続き、今回も日韓両代表による激しい攻防が展開された。

日本を苦しめたのは、韓国の外角シュートだった。

韓国は前半から3ポイントを積極的に狙い、タフな体勢からのシュートも次々と成功。前半の3ポイント成功率の高さが、試合の流れを大きく左右した。

日本はなかなかディフェンスを崩し切れず、韓国に先行を許す展開となった。

後半に入ると、日本はインサイドへのアタックを増やし、渡嘉敷来夢選手らが果敢にゴールへ向かった。

渡嘉敷選手は身体を張ったドライブからファウルを誘い、フリースローの機会を獲得。しかし、得点を重ねたい場面でフリースローを決め切れない場面もあり、日本にとっては苦しい時間帯が続いた。

一方、韓国は2番、3番ポジションの選手を中心に攻撃を展開。

外角からのシュートだけでなく、ミドルレンジからも得点を重ね、日本の追い上げを許さない。

日本も高田真希選手らがミドルレンジのシュートで応戦。田中こころ選手も積極的にリングへアタックし、得点を重ねていく。

しかし、韓国は再び3ポイントを成功させるなど、要所で難しいシュートを決め続けた。

スコアは40-52。

日本は韓国の外角攻勢に苦しみ、なかなか点差を縮められない。

それでも、日本は徐々に反撃の糸口をつかんでいく。

ステファニー選手もコートに入り、ディフェンスで流れを変えると、日本はフリースローから着実に得点。

田中選手も攻撃を仕掛け、45-56と追い上げる。

韓国にもファウルが増え始め、試合は次第に激しさを増していった。

日本は細かなパスミスなどで攻撃のリズムを崩す場面もあったが、マウリー選手が強烈なドライブを披露。

自らボールを運び、身体をぶつけながらゴールへ向かう積極的なプレーで日本をけん引した。

終盤に入っても韓国がリード。

53-60。

さらに日本はファウルが重なるなど、最後まで苦しい展開が続いた。

しかし、韓国にもファウルトラブルが発生。

日本はそこから少しずつ点差を詰め、54-61で最終クォーターへ突入した。

 

▪️第4クォーター、日本が猛反撃

勝負の第4クォーター。

この時点でも韓国がリードしていたが、日本はディフェンスの強度を一段と高め、オールコートでプレッシャーをかけていく。

渡嘉敷選手が得点を挙げると、日本は58-63まで追い上げる。

さらに日本の守備から韓国の攻撃を止め、徐々に流れを引き寄せていった。

田中選手もリングへ向かって積極的にアタック。

63-67と4点差まで迫ると、今度は星杏璃選手が3ポイントシュートを成功させる。

これで61-65。

日本のベンチ、そして会場の空気が一気に変わった。

さらに田中選手がアタックから得点。

日本は韓国に4点差まで迫り、勝負は完全に分からなくなった。

そして残り5分を切ったところで、日本がついに大きなチャンスを迎える。

朝比奈あこ選手がリバウンド争いで奮闘し、日本が攻撃権を確保。

そこから日本が得点を重ね、ついに65-67。

さらに日本はゴールへ向かい、ファウルを受けながら得点。

67-67。

試合はついに同点となった。

残り4分58秒。

ここからは一進一退の攻防となった。

日本が逆転に成功すると、韓国もすぐさま反撃。

さらに韓国の3番の選手が3ポイントを沈め、再び日本を突き放す。

田中選手は最後まで全力でコートを駆け続け、攻守両面で存在感を発揮。

しかし、韓国の守備も田中選手へのマークを強め、簡単にはシュートを打たせない。

69-72。

残り時間が少なくなる中、日本は再び追いかける展開となった。

▪️最後に待っていた田中こころ選手の劇的な一撃

そして迎えた試合終盤。

日本は必死にディフェンスを続け、韓国との点差を縮めていく。

スコアは72-76。

残り時間はわずかとなり、韓国がボールを保持する。

日本にとっては、ここで守り切ることが絶対条件だった。

そして日本がボールを取り返すと、最後の攻撃へ。

残り13.6秒。

田中こころ選手が3ポイントシュートを放つ。

これが決まった。

75-76。

日本はついに1点差まで迫った。

韓国はフリースローの機会を得るも、ここで1本を外す。

そして、日本に最後のチャンスが訪れる。

ボールを託されたのは、田中こころ選手。

試合終了間際、田中選手が放ったのは、深い位置からのディープ3ポイント。

そのシュートがゴールに吸い込まれた。

劇的な逆転。

日本代表が最後の最後で韓国を振り切った。

前半から韓国の3ポイントシュートに苦しみ、なかなか自分たちのリズムを作れなかった日本。

それでも、後半からディフェンスの強度を高め、渡嘉敷選手、マウリー選手、高田選手、星選手らが粘り強く反撃。

そして最後は、田中こころ選手が勝負を決めた。

日韓の伝統的なライバル対決にふさわしい、最後まで勝敗の行方が分からない熱戦。

約8900人が会場に足を運んだ一戦は、日本女子バスケットボールの高い人気と、日韓戦ならではの熱気を改めて印象づける試合となった。

日本代表にとって、苦しい時間を乗り越えてつかんだ劇的な逆転勝利。

最後の最後まで諦めない姿勢を、田中こころ選手の一撃が象徴する結果となった。