女子バスケ日本代表 韓国との激闘を劇的逆転! 田中こころ選手が試合終了間際にディープスリー 苦戦を乗り越え、最後に笑った日本

2026.8.14

【©️JBA】

バスケットボール女子日本代表が、まさに最後の一瞬で試合をひっくり返した。

8月14日、東京・有明アリーナで行われた国際強化試合で、日本は韓国と対戦。最大14点差を追う苦しい展開から猛追を見せ、最後は田中こころ(ENEOS)が放った劇的な3ポイントシュートで78―77の逆転勝利をつかんだ。

試合終了間際、2点を追う日本に残された時間はわずか1秒。

ここでボールを託されたのが、20歳の司令塔・田中こころ選手だった。

田中こころ選手は迷いなくシュートを放つ。

高く弧を描いたボールは、そのままリングを通過。日本ベンチが一斉に立ち上がり、

有明アリーナを埋めた8965人の観客からも大歓声が沸き起こった。

最大14点差からの大逆転。

田中こころ選手の一投が、日本に劇的な勝利をもたらした。


 

▪️緊迫した最終盤でも「楽しかった」

試合の流れが大きく動いたのは第4クオーターだった。

7点を追う日本は、粘り強く韓国に食らいつき、終盤には一気に点差を縮めていく。

両チームが一歩も譲らない緊迫した展開となる中、

コート上でひときわ印象的だったのが田中こころ選手の表情だった。

勝負どころにもかかわらず、田中こころ選手は笑顔を見せながらプレーしていた。

その理由について、試合後の田中こころ選手は

「緊迫した状況が自分には楽しかった。相手とバチバチやり合えている時間が楽しくて、それが自然と顔に出ていた」と振り返った。

プレッシャーのかかる場面を楽しむ。

そのメンタリティーこそが、最後の一瞬で大きな仕事を成し遂げる原動力になった。

 

▪️「絶対に自分が決める」最後の一投

終盤、コーリー・ゲインズHCから

「チームの勝利を決めるのは・・こころだよ」と送り出された田中。

自らの役割をしっかりと受け止め、最後の局面に向かった。

田中こころ選手は、自分が試合を楽しめているときの感覚について、「オフェンスだったらリングしか見えていない」と表現する。

そして迎えたラストプレー。

日本がボールをつなぎ、田中のもとへ。

残り時間はわずか1秒だった。

田中は「絶対に自分が決める」という強い気持ちで3ポイントを放った。

次の瞬間、ボールがリングを通過。

劇的な逆転シュートが決まった。

「自分でも鳥肌が立った」

試合後、田中こころ選手は自身の劇的な一投をそう振り返り、笑顔を見せた。

 

▪️2連勝&大会MVP 日本女子バスケの新たな中心へ

日本は13日の韓国戦に続いて2連勝。

田中こころ選手は大会MVPにも選出され、日韓シリーズを最高の形で締めくくった。

最大14点差を跳ね返し、最後は20歳の田中が劇的な3ポイントで試合を決める。

日本女子バスケットボールにとって、

今後につながる強烈なインパクトを残す一戦となった。

何より印象的だったのは、勝負の最終盤でもバスケットボールを楽しむ田中の姿だ。

緊張感に包まれた有明アリーナで、笑顔を絶やさずコートを駆け抜けた20歳の司令塔。

そして最後に放った一投が、日本に歓喜をもたらした。

「これがバスケットのおもしろさ」。

そんな言葉を体現するような劇的な結末に、

有明アリーナは大きな歓声に包まれた。