K-1 WORLD MAX 2026 FINAL16の組み合わせ決定! 王者サルシチャvs.アカピャン、フェルドンクvs.イタリア王者ら世界の強豪が9・12代々木に集結

2026.8.14

 

70kg級キックボクシングの世界最高峰を決める

「K-1 WORLD MAX 2026」が、いよいよ本格的に動き出す。

9月12日(土)、東京・国立代々木競技場第二体育館で、世界各地の予選を勝ち抜いた16選手による「-70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦」が開催される。

昨年の世界王者ジョナス・サルシチャ、準優勝のダリル・フェルドンク、2024年王者ストーヤン・コプリヴレンスキー、元GLORY世界王者セルゲイ・アダムチャックら、世界各地で実績を積み重ねてきたトップファイターたち。

さらにロシア、オランダ、イタリア、オーストラリアなどの予選を突破した新鋭も参戦する。

世界王座を懸けた戦いは、9月のFINAL16から再び熱を帯びることになる。


 

▪️王者サルシチャ 幻のカードがついに実現

【ジョナス・サルシチャ vs. ゾーラ・アカピャン】

開幕戦の中心となるのが、現王者ジョナス・サルシチャとゾーラ・アカピャンの一戦だ。

191cmの長身を誇るサルシチャは、

2025年の「K-1 WORLD MAX -70kg世界最強決定トーナメント」を制覇。

2025年大会では南米予選を突破すると、本戦でも強豪を次々と撃破。

決勝ではフェルドンク選手を1RでKOし、世界の頂点に立った。

さらに2026年4月11日には、再びフェルドンク選手と対戦。

K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座決定戦で判定勝ちを収め、

新王者となっている。

現在、K-1の70kg級をけん引する存在となったサルシチャ選手が、連覇を懸けて再び世界の強豪と向き合う。

一方のアカピャン選手は、昨年のトーナメントで鮮烈なインパクトを残したファイターだ。

2025年11月の決勝ラウンドではアイメリック・ラジジ選手を1R2分40秒、左フックからの攻撃でTKO。準決勝進出を決めたものの、負傷によって出場を断念した。

当時、実現しなかったサルシチャ選手との対戦が、約1年の時を経てついに実現する。

王者の連覇か、それともアカピャン選手が待望の大舞台で存在感を示すのか。

世界中のファンが注目するカードとなりそうだ。

 

▪️世界王者をあと一歩まで追い込んだフェルドンク

【ダリル・フェルドンク vs. ロレンツォ・ディ・ヴァラ】

昨年の準優勝者ダリル・フェルドンク選手は、イタリア予選を突破したロレンツォ・ディ・ヴァラ選手と激突する。

フェルドンク選手は2024年のK-1初参戦以来、世界トップ戦線で存在感を発揮。

2025年大会では決勝まで勝ち上がり、サルシチャ選手と世界一を争った。

さらに2026年4月にはサルシチャ選手と再戦。タイトルを懸けた一戦では判定で敗れたものの、世界王者を相手に激しい攻防を繰り広げた。

今回の相手となるディ・ヴァラ選手は、イタリア予選を制した実力者。

7月20日に福岡で行われた「K-1 DONTAKU 2026」では、-70kg世界最終予選を勝ち抜き、9月の本戦出場を決めた。

経験豊富なフェルドンク選手に対し、ディ・ヴァラ選手が世界の舞台でどこまで力を発揮するか。

欧州の実力者同士による一戦にも大きな期待が集まる。

 

▪️元GLORY世界王者アダムチャックがK-1 MAXへ

【カスペル・ムシンスキ vs. セルゲイ・アダムチャック】

ポーランドのカスペル・ムシンスキ選手は、元GLORYフェザー級王者セルゲイ・アダムチャック選手と対戦する。

ムシンスキ選手は2025年大会で世界のトップファイターと激突し、今年に入ってからもK-1で戦い続けてきた。

対するアダムチャック選手は、長年にわたって国際舞台で活躍してきたベテラン。

今年のK-1 WORLD MAX 2026ではルーマニア予選を制し、FINAL16の切符を獲得した。

世界王座を経験したアダムチャック選手の技術と、再び70kg級の頂点を狙うムシンスキ選手の攻撃力。

キャリアと勢いが交錯する注目のマッチアップとなる。

 

▪️2024年王者コプリヴレンスキーも再び頂点へ

【ストーヤン・コプリヴレンスキー vs. ウラジーミル・トゥラエフ】

2024年のK-1 WORLD MAX -70kg世界最強決定トーナメントを制したストーヤン・コプリヴレンスキー選手は、ロシア予選王者のウラジーミル・トゥラエフ選手と対戦する。

コプリヴレンスキー選手は2024年大会でブアカーオ・バンチャメーク選手、デング・シルバ選手らを破って世界王者に輝いた実績を持つ。

一方のトゥラエフ選手は、4月25日にロシア・エカテリンブルクで開催されたK-1 WORLD MAX 2026ロシア予選で優勝。激戦区を勝ち抜き、FINAL16への出場権を手にした。

経験豊富な元王者と、ロシア予選から勢いに乗る新鋭。

世界の舞台でトゥラエフ選手がどこまで食い込むのかにも注目したい。

 

▪️オランダから新たな超新星、ジェイジェイ・モーリス

【ジョナサン・アイウル vs. ジェイジェイ・モーリス】

パワーファイターとして知られるジョナサン・アイウル選手には、オランダ予選を制したジェイジェイ・モーリス選手が立ちはだかる。

アイウル選手は2025年のMAXトーナメントで世界の強豪と対戦し、決勝ラウンドでは負傷したアカピャン選手の代役としてサルシチャ選手と対戦。1R33秒でKO負けを喫したものの、世界トップクラスとの対戦経験を持つ。

対するモーリス選手は、4月19日のオランダ予選で優勝。

K-1公式も「超新星誕生」と紹介しており、決勝ではミッチェル・ラーマス選手をKOするなど、強烈なインパクトを残した。

経験のアイウル選手か、勢いのモーリス選手か。

次世代のスター誕生を占う一戦になりそうだ。

 

▪️サバットの強豪カマラ、ブラジルのコリセウと激突

【アルフォセヌー・カマラ vs. ジョニス・コリセウ】

フランスを拠点とするアルフォセヌー・カマラ選手は、ブラジル予選王者のジョニス・コリセウ選手と対戦する。

カマラ選手はサバットをバックボーンに持ち、世界選手権や欧州選手権などで実績を残してきた。

一方、コリセウ選手はブラジル予選を突破してFINAL16へ進出。

ブラジル勢の技術とパワー、そしてカマラ選手の独特な蹴り技が交錯する一戦となる。

世界各地の予選を勝ち抜いたファイターが顔をそろえるからこそ、ここでも新たなスターが誕生する可能性は十分にある。

 

▪️オーストラリア王者とタイの新星が激突

【ザック・パンクハースト vs. ウィナー・PK・センチャイ】

オーストラリア予選を制したザック・パンクハースト選手は、タイのウィナー・PK・センチャイ選手と対戦する。

パンクハースト選手は7月20日のK-1 DONTAKU 2026で行われた最終予選を勝ち抜き、FINAL16への切符を獲得。

対するウィナー選手は、ムエタイの名門PK・センチャイジムから送り込まれる新星。

K-1のリングで世界のファンにその実力を披露する大きなチャンスとなる。

互いに異なるバックボーンを持つだけに、試合展開が読みにくいカードの一つだ。

 

▪️日本代表 松本和樹がカンボジアの強豪と対決

【ローン・パンハ vs. 松本和樹 】

そして、日本のファンが最も注目するカードの一つが、ローン・パンハ選手と松本和樹選手の一戦だ。

カンボジアのパンハ選手はクン・クメールを主戦場とする実力者。豊富な試合経験を誇り、長身を生かしたヒザ蹴りなどを武器としている。

対する松本選手は、日本代表としてFINAL16に挑む。

7月の「K-1 DONTAKU 2026」ではアカピャン選手と対戦し、世界トップクラスの実力を体感。今回は日本代表として、海外の強豪を相手に再び大舞台へ挑む。

世界各国から強豪が集まる中、日本勢としてどこまで勝ち上がれるのか。

松本選手にとって、世界のトップ戦線へ食い込む大きなチャンスとなる。



 

▪️世界各国から未知の才能を発掘 K-1が進めるグローバル戦略

今回のFINAL16を語るうえで欠かせないのが、K-1が進めている世界規模の選手発掘だ。

K-1は2026年、「K-1 FIGHTING NETWORK」を通じて世界各国のプロモーターと連携し、各地域の格闘技文化を育てながら、世界中の未知の才能をK-1の舞台へつなげるプロジェクトを展開している。

須藤元気K-1プロデューサーは、今後1年間でインド、カンボジアで計20大会を開催する構想も明らかにしている。

今回のFINAL16にも、その世界戦略を象徴するように、ブラジル、アルメニア、オランダ、イタリア、ポーランド、ウクライナ、ブルガリア、ロシア、セネガル、オーストラリア、タイ、カンボジア、そして日本から選手が集結。

まさに「世界からK-1へ」という流れを体現する大会となる。