菊池雄星投手 約3か月ぶり実戦復帰も3回にまさかの乱調 1イニング3被弾6失点で降板

2026.7.31

【©️Rancho Cucamonga Quakes 】

エンゼルスの菊池雄星投手(35)が7月30日(日本時間31日)、傘下マイナー1A「ランチョクカモンガ・クエークス」の一員として、本拠地で行われたサンノゼ・ジャイアンツ戦に先発登板した。左肩の炎症からの復帰戦として注目を集めた一戦だったが、3回にまさかの3本塁打を浴びるなど一挙6点を失い、3回53球、6安打6失点(自責4)、5奪三振の内容でマウンドを降りた。


 

立ち上がりは順調だった。

初回は先頭打者から空振り三振を奪うなど3者凡退に抑え、続く2回も2つの見逃し三振を含む完璧な投球を披露。2イニングを終えて走者を一人も許さないパーフェクトピッチングで、復帰戦とは思えない安定した投球を見せていた。

 

しかし、試合が大きく動いたのは3回だった。

1点をリードして迎えたこの回、先頭打者を空振り三振に仕留めたものの、続く打者に左翼へ同点ソロ本塁打を被弾。さらに三塁手の失策で走者を背負うと、左翼への2ランで勝ち越しを許した。その後も中前打を挟み、右翼への2ランを浴びるなど、一気に流れを失う展開に。さらに2死から二塁打と適時打を許し、この回だけで6安打、3本塁打、6失点を喫する厳しい内容となった。

最終的に菊池投手は3イニングを投げて53球、6安打6失点(自責4)、5奪三振を記録。2回までの快投から一転、わずか1イニングで試合の流れが大きく変わる結果となった。

 

菊池投手は今季開幕前、侍ジャパンの一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。エンゼルス加入2年目のシーズンも先発ローテーションの一角を担っていたが、4月29日(日本時間30日)のホワイトソックス戦を最後に、左肩の炎症のため負傷者リスト(IL)入り。ここまで7試合に登板し0勝3敗、防御率5.81という成績だった。

この日は約3か月ぶりとなる実戦復帰のマウンド。

2回まで見せた力強い投球は復調への期待を抱かせる内容だった一方、3回の乱調という課題も残した。今後は登板を重ねながら状態を上げ、メジャー復帰へ向けて調整を進めていくことになりそうだ。