安保瑠輝也選手、8月大会を無念の欠場「最後のキックになるかも」と懸けた再起戦は負傷で白紙に

2026.7.15

【©️ONE Championship 】

アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」は7月15日に

「ONE SAMURAI 2」(8月8日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた)への出場を予定していた元K-1スーパーライト級王者・安保瑠輝也選手(30=MFL team CLUB es)が、トレーニング中の負傷により大会を欠場すると発表。


 

ONEは公式SNSで「欠場のお知らせ」と題した声明を公開し、

「ONE SAMURAI 2への出場を予定していた安保瑠輝也選手ですが、練習中の怪我により大会を欠場することとなりました」と報告。あわせて、「一日も早い回復を願っております。回復後は今後のSAMURAIシリーズでの再出場を予定しております」とコメントし、安保選手がコンディションを整えたうえで再びリングに立つ方針を明らかにした。

 

今回の欠場は、安保選手にとって大きな意味を持つ一戦だった。

2025年9月にONE Championshipへの参戦を表明し、

同年11月の「ONE 173」では強豪マラット・グレゴリアン選手と対戦。

しかし、激闘の末に惜しくも判定負けを喫し、新天地で白星を挙げることはできなかった。

今年4月に開催された「ONE SAMURAI 1」ではリング上で、「あの日から格闘技だけでなく、自分自身の弱さと向き合ってきた。戦うことをやめようと思ったこともあった」と胸の内を明かしながらも、「これから先は自分のすべてを懸けて戦う」と力強く再起を宣言。その言葉は、多くのファンの心を動かした。

さらに今年6月には、主戦場をライト級へ移すことを発表。8月の「ONE SAMURAI 2」で新たなスタートを切る予定だった。自身のSNSでは「これが最後のキックボクシングになるかもしれない。新しい安保瑠輝也を見せます」と投稿し、キャリアの分岐点とも言える覚悟を示していただけに、今回の欠場は本人にとっても大きな痛手となりそうだ。


【文:高須基一朗】