オランダがPK戦の末にモロッコに屈しベスト32敗退 ドイツに続く欧州強豪の早期敗退に衝撃
2026.6.30
FIFAワールドカップ2026北中米大会は現地時間6月29日(日本時間30日)、決勝トーナメント1回戦が行われ、FIFAランキング8位のオランダ代表が同7位のモロッコ代表にPK戦の末に敗れ、ベスト32で大会を去る波乱の結末となった。
試合は序盤から互いに決定機を作りながらも得点を奪えず、緊迫した展開が続く。
均衡が破れたのは後半27分だった。FWサマーフィル選手(ウェストハム)が最終ラインの裏へ抜け出し、相手DFと競り合いながらも粘ってラストパスを送ると、FWガクポ選手(リバプール)が右足で冷静に流し込み、オランダが待望の先制点を挙げた。
このまま逃げ切り目前と思われたが、試合終了間際の後半アディショナルタイム、モロッコが意地を見せる。クロスボールにDFディオップ選手(フラム)が頭で合わせ、土壇場で同点ゴール。勝負は延長戦へともつれ込んだ。
延長戦ではモロッコが主導権を握り、前半には決定的な1対1の場面を迎える。しかし、オランダの守護神フェルブルッヘン選手(ブライトン)が圧巻のビッグセーブを披露。幾度となくゴールを脅かされながらも最後まで踏ん張り、試合はPK戦へ突入した。
だが、最後の勝負でオランダは力尽きる。
フェルブルッヘン選手も懸命に食い下がったものの、モロッコがPK戦を制し、前回大会ベスト4の実力を改めて証明。オランダは優勝候補の一角と目されながら、
まさかの決勝トーナメント初戦敗退となった。
今大会では、同日にドイツ代表もパラグアイ代表にPK戦で敗れてベスト32で姿を消しており、欧州の伝統国が相次いで早期敗退。
優勝候補とされた強豪国が次々とベスト32で姿を消す異例の展開。

