池田幸司選手が悶絶ヒザ地獄で51秒KO 迷いを捨てて原点回帰 視線の先には金子晃大との「第3章」

2026.5.31

31日に東京・後楽園ホールで開催された『K-1 REVENGE 2026』。

スーパーバンタム級戦線で再浮上を狙う池田幸司選手が、

わずか51秒で会場を沸かせた。


 

第2試合の-55キロ契約3分3R・延長1Rで、

池田選手は藤田和希選手と約4年ぶりに対戦。

3連敗中という苦境のなか迎えた一戦だったが、

その鬱屈を吹き飛ばすかのような圧巻のKO劇を演じた。

ゴング直後から前に出た池田選手は、鋭い左ヒザをボディへ突き刺し、いきなりダウンを奪取。さらに追撃では三日月蹴りから連続のヒザ蹴りを腹部、顔面へと叩き込み、レフェリーが試合を止めた。わずか51秒。まさに“ヒザ地獄”という言葉がふさわしい完勝だった。

試合後、池田選手は「今日はヒザ地獄を見せようと思っていた」と笑みを浮かべた。その言葉通り、この日のファイトには明確なテーマがあった。

池田選手は昨年5月、K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者・金子晃大選手からダウンを奪う大金星を挙げ、一気にトップ戦線へ躍り出た。同年9月にはダイレクトリマッチとして王座挑戦に臨み、壮絶な打ち合いを展開。判定で敗れはしたものの、その内容は高く評価された。

しかし、その成功体験が皮肉にも自身のスタイルを曇らせていたという。

「金子選手と打ち合えたことで、自分の中でもパンチへの自信が強くなっていた。でも気づいたら、パンチ主体になっていたんです。それじゃ他の選手と変わらない。だったら、自分にしかできない戦い方をしようと思った」

そう語った池田選手は、この日あえて原点回帰を選択。長身とリーチを生かしたヒザ蹴り主体のスタイルへ立ち返り、その破壊力を改めて証明してみせた。

勝利後には、早くも金子選手との“第3戦”にも言及。「決定でしょ」と不敵に笑った池田選手は、第3試合を観戦しながら「璃明武選手にリベンジして、その勝った方が金子選手とやればいい」と、独自の構想まで披露した。