PFL人気ファイター 全フィニッシュ男アタンガナ 元UFCファイターを65秒粉砕 ミドル級転向初戦で衝撃KO、「敵なし」漂う怪物感

2026.5.26

【©️PFL MMA 】

5月24日(日本時間25日)、ベルギー・ブリュッセルで開催された総合格闘技イベント『PFL Brussels』で、ミドル級戦線を揺るがす衝撃KO劇が生まれた。


 

ボリス・アタンガナ選手(カメルーン)が、元UFCファイターのジャレッド・グッデン選手(米国)をわずか65秒でTKO。圧倒的な破壊力を見せつけた。

今回の一戦はミドル級マッチとして開催。

ミドル級は185ポンド(約83.9キロ)が上限となる階級で、MMAではスピードとパワーが高次元で融合する“最激戦区”のひとつとして知られる。

しかも、アタンガナ選手にとっては、これまで主戦場としていたライトヘビー級から階級を下げての初戦だった。

しかし、その適応力は驚異的だった。

試合開始直後からプレッシャーをかけたのは、キャリア34戦を誇るベテランのグッデン選手。だが、アタンガナ選手は冷静だった。放った左ハイキックが完璧にヒットすると、グッデン選手は一気にバランスを崩す。

そこからは圧巻だ。アタンガナ選手は一気に距離を詰め、ケージ際へ追い込むと怒涛のラッシュ。防戦一方となったグッデン選手は反撃の糸口すら見いだせず、

レフェリーが試合を止めた。

1ラウンド1分5秒。あまりにも一方的な秒殺劇だった。

会場のブリュッセルは騒然。

現地を拠点に活動するアタンガナ選手に対し、大歓声が降り注いだ。

特筆すべきは、その戦績である。

アタンガナ選手はアマチュア時代に8戦全勝。

2024年3月のプロデビュー後も無敗を継続し、これで9戦9勝。

その全てがフィニッシュ勝利であり、‘KO、2一本に伸ばした。

しかも、単なるパワーファイターではない点が恐ろしい。

距離の詰め方、打撃のタイミング、プレッシャーの強度、そして相手を逃がさないフィニッシュ能力。その総合力は極めて高く、83.9キロのMMAミドル級戦線において異質な存在感を放ち始めている。

現在のランキングは7位。

しかし、この内容を見せつけられれば、一気にタイトル挑戦権を得てもおかしくない。

現時点のアタンガナ選手からは、“負ける姿”が想像しにくい。

185ポンド(約83.9キロ)の最激階級に現れた怪物は、新たな破壊者として強烈な異彩を放ち続けている。