欧州に広がる“絶対王者不在”の時代へ!ドイツのバイエルンがレアル・マドリード撃破も…勝敗読めぬCLは完全混戦へ
2026.4.16
【©️Bayern München】
もはや強豪同士に“確実な勝者”は存在しない。
バイエルンがレアル・マドリードを撃破した一戦は、
欧州サッカーの勢力図が混沌としている現状を象徴するゲームとなった。

日本代表DFの伊藤洋輝選手を擁するバイエルンは現地4月15日、チャンピオンズリーグ準々決勝第2レグでレアル・マドリードと対戦。
4―3で打ち合いを制し、2戦合計6―4で準決勝進出を果たした。
第1レグを2―1で先勝していたバイエルンだったが、第2レグは開始34秒で失点。
その後もリードしては追いつかれる展開が続き、
欧州最多15度の優勝を誇るレアル・マドリードの底力を強く印象づけられた。
それでも試合終盤、均衡は破られる。
2戦の合計4―4で迎えた89分、ルイス・ディアスが強烈なミドルシュートを突き刺し勝ち越し。さらに後半アディショナルタイムにはマイケル・オリーセがダメ押し点を奪い、壮絶な打ち合いに決着をつけた。
“CLの王者”レアル・マドリードを相手に2試合6得点で打ち破ったバイエルン。
ただ、この試合が示したのは単なる実力差ではない。
開始直後の失点、繰り返される同点劇が象徴するように、
どちらが勝ってもおかしくない極めて拮抗した内容だった。
近年のチャンピオンズリーグは、かつてのような“絶対的本命”が存在せず、
強豪同士でも試合ごとに流れが大きく揺れ動く。
まさに「勝敗が読めない時代」に突入している。
バイエルンは準決勝で前回王者のパリ・サンジェルマンと対戦するが、このカードもまた予測は困難だ。
欧州最高峰の舞台は今、実績や格では測れない、完全なる混戦の様相を呈している。


