日本代表 三笘薫選手が聖地ウェンブリーで決勝弾 優勝候補イングランド撃破の歴史的勝利 W杯優勝も現実味

2026.4.1

【©️JFA】

日本代表がまたしても世界を驚かせた。

現地時間3月31日、ロンドンのウェンブリー競技場で行われた国際親善試合で、日本はイングランド代表を1-0で破り、歴史的な初勝利を挙げた。決勝点を挙げたのはMF三笘薫。
サッカーの母国の聖地で奪った一撃は、日本サッカーの現在地を世界に示す象徴的なゴールとなった。


 

FIFAランキング4位でワールドカップ優勝候補の一角とされるイングランドに対し、日本は粘り強い守備と鋭いカウンターで対抗。

前半23分、中盤でボールを奪った三笘選手が自らカウンターの起点となり、
鎌田大地選手、上田綺世選手、中村敬斗選手と素早くパスでつないで

再びボールを三苫選手が受けると、ゴール前に走り込み右足で冷静に流し込んだ。

完成度の高いカウンター攻撃が、聖地ウェンブリーでイングランドファンを静まり返らせた。

試合はその後、イングランドが猛攻を仕掛ける展開となったが、日本はGK鈴木彩艶選手を中心に集中した守備で耐え続けた。最終ラインの谷口彰悟選手、渡辺剛選手、伊藤洋輝選手も体格勝る屈強なイングランド代表に対して臆することなく体を張った守備を見せ、最後までリードを守り切った。

日本は昨年のブラジル戦勝利に続き、ワールドカップ優勝経験国、そして優勝候補国を連破。もはや“ジャイアントキリング”ではなく、強豪国と互角以上に戦い勝ち切るチームへと進化していることを証明した。

 

▪️世界トップ国に勝てるチームへ

近年の日本代表は欧州トップリーグで活躍する選手が中心となり、個の能力、戦術理解、守備組織、試合運びのすべてでレベルが大きく向上している。ボールを支配される展開でも慌てず、狙い通りのカウンターで試合を決める戦い方は、まさに世界の強豪国が採る勝ち方そのものだ。

特にこの試合では、試合終盤に守備的な交代カードを切りながらも、カウンターで追加点を狙うなど、試合運びの成熟度も際立った。ベンチワークも含め、チーム全体の完成度の高さが光った一戦だった。

 

▪️ワールドカップ優勝は「夢」から「目標」へ

これまで日本代表のワールドカップ目標は「ベスト8」が現実的なラインとされてきた。しかし、近年はドイツ、スペイン、ブラジル、そして今回のイングランドといった世界トップクラスの国々に勝利している。

つまり日本はすでに、「強豪に勝てないチーム」ではなく「強豪に勝てるチーム」になった。ワールドカップは短期決戦であり、組み合わせや勢い、守備の安定、エースの決定力がかみ合えば優勝に届く大会でもある。強豪国に勝てる力を持つ現在の日本代表が、その条件を満たす可能性は十分にある。聖地ウェンブリーでの歴史的勝利は、単なる親善試合の1勝ではない。
それは・・・日本代表のワールドカップ優勝が、もはや夢物語ではなく現実的な目標になりつつあることを示す勝利だった。