WBC 米国代表チームが無傷の3連勝 ジャッジ先制弾&スキーンズ快投 メキシコとの無敗対決制す

2026.3.10

【©️WBC】

第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドB組は9日(日本時間10日)、テキサス州ヒューストンで行われ、米国代表がメキシコ代表を5―3で下し、開幕から無傷の3連勝を飾った。主将の一発と若きエースの快投が光り、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。


 

試合の流れを変えたのは、やはり主砲だった。

3回、主将ジャッジ(ヤンキース)が相手先発バレダの外角スライダーを捉え、右翼スタンドへ運ぶ先制の2ラン。本大会2号となる一撃で試合の均衡を破り、

スタンドを大きく沸かせた。

 

主将の一発で勢いに乗った米国打線は、この回さらに攻勢を強める。シュワバー(フィリーズ)の右前打などで1死一、二塁とすると、アンソニー(レッドソックス)が3ランを放ち、一挙5得点。序盤で試合の主導権を握った。

一方、投げては先発のスキーンズ(パイレーツ)が圧巻の内容を披露。昨季サイ・ヤング賞に輝いた怪物右腕は、最速級の速球と鋭い変化球を武器にメキシコ打線を封じ、4回1安打無失点、7奪三振と力投した。

 

終盤は3番手ボイド(カブス)がデュランに2本のソロ本塁打を浴びるなど3点を失ったが、救援陣がリードを守り切り、そのまま逃げ切り。米国は3戦全勝とし、1次ラウンド突破へ大きく前進した。

敗れたメキシコはデュランが2本塁打と気を吐いたものの、終盤の好機を生かせなかった。8回1死一塁では4番カークが遊撃ゴロ併殺に倒れ、反撃の流れを断たれる形に。準々決勝進出へは、11日(日本時間12日)に行われるイタリア戦での勝利が必須となる。