K-1 進化を遂げた挑戦者 大久保琉唯選手 金子晃大選手との再戦へ「ぶっ倒されても、意地でも勝ちにいく」
2026年2月8日 K-1代々木第二で因縁のタイトルマッチ
【©️K-1】
2月8日(日)、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるK-1 WORLD GP スーパー・バンタム級タイトルマッチで、王者・金子晃大選手に挑戦するのが、大久保琉唯選手。
両者は過去に2024年のK-1-55kg世界最強決定トーナメント決勝で対戦。
当時は金子選手がKO勝利を収め、大久保選手はトーナメント準優勝に終わった。
今回は、王座を懸けた明確な“リベンジマッチ”となるが、その意気込みインタビューが主催K-1より届いた。
▪️決勝KO負けからの再起、そして現在の大久保
大久保選手は2024年、同トーナメント準決勝で当時、優勝候補の1人であった玖村将史選手に判定勝ちし決勝進出。
しかし金子選手に敗れ、あと一歩で頂点を逃した。
その後、同年12月に璃明武選手に判定勝利。
さらに2025年には竹見浩志郎選手、紫苑選手、ウー・ユートンを相手に3試合連続KO勝利を挙げ、一気に存在感を高めているK-1若手ホープの期待の選手の1人だ。
▪️「自然と気持ちが入る」トラッシュトークは不要
会見では、これまで以上に張り詰めた空気を漂わせていた大久保。
その理由をこう語る。
「今回は金子選手へのリベンジで、なおかつタイトルマッチ。自然と気持ちが入ります。リップサービスとか、そういうことを考える余裕はないですね」
トラッシュトークについても否定的だ。
「やってきたことを全部、試合でぶつけたい。それをファンの人に見てほしいだけです」
過去のトーナメント決勝でのKO負けを、大久保は冷静に振り返る。
「正直、あの時は55kgに上げたばかりで、初戦の玖村選手に勝てればいい、という気持ちがどこかにあった。決勝で金子選手に負けてもいい、みたいな弱さがありました。当時は、チャンピオンになる器じゃなかった。そういう考えなら、むしろあの時は勝たなくてよかったと思っています。今は、すごく集中できている。気持ちも技術も、あの時とは全然違います」
▪️王者の強さも理解した上で「それでも倒す」
金子選手の前戦、池田幸司戦についても分析は冷静だ。
「池田選手が1ラウンド目すごく良くて、いけると思ったはず。でも、そこで巻き返してくるのが金子選手。いいのが当たったというのもあるけど、あれはチャンピオンの意地だと思いました。倒すリスクも、倒されるリスクもある。それでも、倒して勝ちます。煽りじゃなくて本音です」
▪️急成長を実感「格闘技が今、すごく面白い」
3連続KO勝利が示す通り、大久保は今、自身の成長を強く感じている。
「この1年で意識がかなり変わりました。パンチも、蹴りも、もっと力が伝わるやり方が分かってきた。三日月蹴り一つでも奥が深い。練習が本当に楽しいんです」
アマチュア時代に約200戦を経験しながら、プロになって初めて得た感覚だという。
「プロになってからの方が、明らかに成長しています」
▪️誘惑を断ち、勝利だけを見据える覚悟
若く人気もある大久保選手だが、私生活でも自らを律する。
「誘惑は多いですよ。でも、遊んだら試合で後悔するって分かる。試合は嘘をつけないので。もちろんKOで勝ちたい。でも一番は、このベルトを取りたいという気持ち。ぶっ倒されても、意地でも勝ちにいく。その姿を見てほしいです」
敗北を糧に進化を遂げた挑戦者が、王者・金子晃大選手に,
どの戦術を選択して、どう立ち向かい戦うのか!?
2月8日に代々木第二の舞台で、その覚悟が試される。

