NBA=クレイ・トンプソンが存在感示す2戦連続の快記録 35歳のベテランがマブス連勝の原動力に

2026.1.18

【©️Dallas Mavericks】

NBAキャリア15年目、35歳のクレイ・トンプソンがダラス・マーベリックスで確かな存在感を放ち続けている。派手さはなくとも、勝利に直結する仕事。現地1月15日と17日にホームで行われたジャズとの2連戦で、その価値は数字と結果の両面から明確に示された。


 

 

チームは主力のアンソニー・デイビス、将来を嘱望されるクーパー・フラッグをケガで欠く苦しい状況。それでもトンプソンは15日に26得点、17日に23得点と、2試合連続でチーム最多得点を記録し、マーベリックスを連勝へと導いた。

初戦後、ジェイソン・キッドHCは「今日のチームのリーダーはクレイだった。皆が彼を探し、ボールを託した」と称賛。続く第2戦では、その言葉を裏付けるかのように、コートに立った瞬間から空気を変えた。

15日の試合では、3ポイントシュート成功数でデイミアン・リラードを抜き、NBA歴代4位に浮上。さらに17日にはキャリア通算得点を1万7000点の大台に乗せた。

第1クォーター途中から出場すると、3本連続で3ポイントを沈め、あっという間に節目へ到達。その集中力と決定力は、衰えを感じさせるどころか健在ぶりを強く印象づけた。


 

記録達成の瞬間、トンプソンは若手のようなガッツポーズを見せた。

「シュートが決まり、チームが勝つ。最高の組み合わせだよ」。

短い言葉に、純粋な喜びが詰まっていた。

「歴史に名を残すのは光栄だけど、僕はただバスケットボールが好きなだけなんだ」と語るトンプソン。「学生時代、学校の前後にシュートを打ち続けていた。ネットを通る“シュッ”という音が大好きだった。その感覚が、今も変わらずここにある」

そして最後に、こう続けた。

「幸運なことに、その純粋な気持ちは今も失われていない。だからこそ、まだまだ何年も現役を続けたいと思っている」

キャリアの終盤に差し掛かっても、勝利を引き寄せる術を知る男。

クレイ・トンプソンは今もなお、

チームにとって“必要不可欠なピース”であり続けている。