幾田りらさん、K-POPの“聖地”を震撼させる―韓国最大級授賞式『MMA2025』で電撃サプライズ、ZICOとの夢の共演に絶叫
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日本発の才能が、K-POPのど真ん中で存在感を刻み込んだ。
シンガーソングライターの幾田りらさんが20日、
韓国・高尺スカイドームで行われた韓国最大規模の音楽授賞式
『MMA2025(The 17th MelOn Music Awards)』に電撃登場。
予想外のサプライズに、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
ステージに立っていたのは、韓国を代表するヒップホップアーティスト・ZICO。
この日披露されたのは、19日にリリースされたばかりのコラボ曲「DUET」だった。
パフォーマンス中、ZICOが突然ステージ上で“電話”をかける演出が入り、幾田さんの声が会場に響く。「お会いすることができて、とってもうれしいです!」―観客は、この時点では“音声出演”だと受け止めていた。
しかし、その予想は見事に裏切られる。「DUET」の歌唱が進む中、幾田りら本人がステージに姿を現すと、ドームは一瞬で歓声と悲鳴が交錯する異様な熱気に。
K-POPファンが埋め尽くす会場で、日本のアーティストが主役級の存在感を放つ光景は、まさに衝撃的だった。
「DUET」は、ZICOが抱いた「理想の相手とデュエットをしたらどうなるのか」という発想から生まれた楽曲。
異なる音楽的バックグラウンドを持つ2人の声が交差し、国境やジャンルを超えた化学反応を生み出している。ステージでは、ZICOがプロデュースを手がけるボーイズグループ・BOYNEXTDOORのダンスパフォーマンス映像も映し出され、会場のボルテージは最高潮に達した。
『MMA』は、韓国最大の音楽プラットフォーム「Melon」の利用データと投票結果をもとに受賞者を決定する権威ある音楽授賞式。
今回で17回目を迎え、K-POPシーンの“現在地”を示す舞台として知られる。
その場で起きた幾田りらさんのサプライズ登場は、日韓をまたぐ音楽交流の象徴的な瞬間となった。




