アーチュレッタ、米国MMA団体XFCで“高速”一本勝ちの王座防衛!朝倉海選手へのリベンジを胸にUFC入りを目指す

2025.9.22

【©️XFC】

日本時間21日、米・ラスベガスで開催された

総合格闘技イベント『BORROKA presents XFC53』にて

フェザー級王者フアン・アーチュレッタ(米)が出場。

挑戦者ホゼ・ジョンソンに高速チョークで見事な一本勝ちを収めて、

王座初防衛に成功した。

対戦相手のジョンソンはUFC参戦経験もある強豪で、戦績は17勝(8KO・4一本)10敗。試合は2R、グラウンド展開となるもアーチュレッタが上をキープし、コツコツと打撃を重ねる。相手がケージ際に移動すると、すかさずバックを取り、リアネイキッドチョークでタップ勝ち。アーチュレッタは2R一本勝ちで初防衛を果たした。

アーチュレッタは海外メディア『MMA Fighting』のインタビューで、UFC参戦への意欲を語った。「UFCと契約するには、価値あるものを示さなければならない。戦いたい選手として、試合を終わらせる力を見せることが自分の使命。もしUFC入りが叶わなければ、新年にRIZINに参戦し、朝倉海へのリベンジを含めてフェザー級タイトルに再挑戦するつもりだ」とコメント。

アーチュレッタは元RIZINバンタム級王者で、元Bellator世界バンタム級王者。

2023年には扇久保博正選手を破りRIZIN王座を獲得したが、

大晦日には体重超過の上、朝倉海選手にKO負けを喫して王座陥落。

その後フェザー級に上げたが、クレベル・コイケ、ラジャブアリ・シェイドゥラエフに連続一本負けを経験している。

しかし今年6月にフェザー級王座決定戦では、9連勝中のデニス・リントンに2R飛びヒザ蹴りによるKO勝利で新王者に返り咲いた。

現在は2連続フィニッシュ勝利を収め、朝倉海選手への雪辱とUFC参戦を見据えた戦いが続く。