亀田京之介選手、元3階級王者カシメロと舌戦 10月対戦に向け火花散る  

2025.9.19

プロボクシング界で注目を集める「亀田3兄弟」の従兄弟・亀田 京之介選手(26=MR)が、元世界3階級制覇王者ジョンリール・カシメロ(36=フィリピン)と、10月25日にキルギス・ビシケクのビシケク・アリーナで行われる58キロ契約10回戦で対戦することが19日、亀田プロモーションから発表された。試合は、亀田興毅氏(38)がプロモーターを務める興行「SAIKOU×LUSH vol.2」のメインイベントとして行われる。

 

東京・渋谷区のシャトー・アメーバで行われた発表会見では、

両選手がフォトセッションに臨み、舌戦を繰り広げた。

京之介選手はサングラス姿で登場し、カシメロについて「良い選手だとは思うけど、ブランクもあるし年齢もある。ここで一発かましたろうかな」と先制の挑発。

カシメロは笑顔で「お前も頑張れよ。枕の準備をした方がいい」と返した。

さらに京之介選手は「ただしばきまわす。それだけ。逆に枕を用意しとけよ」と挑発を重ね、カシメロは冷静に「ビビっていない」と応戦した。

両者は1ラウンドKO宣言まで飛び出し、試合前から白熱した火花を散らした。

京之介選手は今年7月にラスベガスで行われたフェザー級10回戦でWBC世界スーパーバンタム級1位アラン・ピカソ(メキシコ)に判定負け。

今年2月の元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ戦でのTKO負け以来、約8か月ぶりの再起戦となる。

8月には大阪市のTMKジムから幼少期に練習していたMRジム(大阪・堺市)へ移籍している。

一方、カシメロは「ネリ戦は倒すのが遅かった。京之介は簡単な相手」と過去試合の感想を述べ、京之介選手は「1ラウンドから打ち合おうや」と反論。

試合に向けた自信と挑発が、会見の場でも見て取れた。

京之介選手は「この試合で結果を出して、再度ネリ戦に挑みたい」と目標を掲げ、

観客に向け「こいつ(カシメロ)をボコボコにする」と意気込みを示した。

試合はインターネットテレビABEMAで全試合無料生配信される。

【両者の戦績】

京之介選手が22戦15勝(9KO)5敗2分け、

カシメロが39戦34勝(23KO)4敗1分け。