ナ・リーグ西地区で熾烈な首位争いが続いている。

サンディエゴ・パドレスが11日（日本時間12日）、

本拠地ペトコ・パークでロッキーズを2―0で下し、

ついに首位ドジャースとのゲーム差を「2.5」に縮めた。

 

この日の勝利を支えたのは、盤石の投手リレーだ。

先発のバスケス投手が6回4安打無失点と安定感抜群の投球を披露。

続くエストラダ、ミラーも危なげなくつなぎ、最後は守護神スアレスがリーグトップを更新する37セーブ目をマークした。

9回のマウンドに立った瞬間、スタジアムは総立ち。

パドレスファンの大歓声が、勝利への確信を後押しした。

打線も要所で結果を出した。

3回にアラエスの適時打で先制すると、4回には若き主砲メリルが11号ソロを放ち、リードを広げた。少ない好機を確実に得点につなげる“勝ちパターン”を見せつけた。

地区連覇を狙うドジャースはこの日試合がなく、

翌日から宿敵ジャイアンツとの3連戦に挑む。