アルカラス選手が全米オープン男子シングルスで覇者へ 約2年ぶり世界1位に返り咲き

2025.9.8

【©️US OPEN2025】

米ニューヨークで開催された全米オープンテニス男子シングルス決勝は、スペインのカルロス・アルカラス(世界ランク2位)がイタリアのヤニク・シナー(世界王者)を4セットで下し、通算6度目のグランドスラム優勝を飾った。セットスコアは6-2、3-6、6-1、6-4。

これによりアルカラス選手は、約2年ぶりに世界ランキング1位の座に返り咲いた。

 

試合は両者の攻守が激しく入り混じる白熱の展開に。アルカラスは第1セットから積極的なネットプレーと精密なストロークでシナー選手を圧倒し、主導権を握った。

第2セットはシナーが反撃したものの、アルカラス選手はその後も冷静さを失わず、第3、第4セットで再び主導権を奪い勝利を確定させた。

観客席には特別な来賓も訪れたが、大会の焦点は終始、アルカラス選手の見事なプレーにあった。

センターコートに集まったファンは、息を呑むラリーの数々に大歓声を送った。

アルカラス選手は今大会の優勝により、

4大大会通算6度目のタイトルを手に入れ、次なるシーズンへの大きな弾みをつけた。