歌姫マライア・キャリーがMTV VMAsで<ビデオ・ヴァンガード賞>受賞 アリアナ・グランデからトリビュート

2025.9.8

【©️MTV】

現地時間9月7日、米ニューヨーク州エルモントのUBSアリーナで開催された『MTVビデオ・ミュージック・アワード』で、マライア・キャリーが<マイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞>を受賞した。

授賞式では、キャリー自身のキャリアを振り返るメドレーも披露され、

アリアナ・グランデからのトリビュートが贈られた。

 

アリアナ・グランデは「彼女はあらゆるシーンにアンセムを与えてくれました。ヴォーカリストとして唯一の女王、それがマライアです」と紹介。

これを受け、キャリーは最新シングル「Sugar Sweet」からメドレーを開始した。

 

ベッドルーム風のステージに男性ダンサー2人を従えたパフォーマンスから、

「Fantasy」リミックスの賑やかなイントロへと展開し観客を魅了。

メドレーでは「Heartbreaker」でローラースケートリンク風の演出、「Obsessed」で仮面の怪人物、「It’s Like That」ではエレガントな振り付けを取り入れるなど、幅広い演出が行われた。中心曲「We Belong Together」ではストリングス・オーケストラを従えたパフォーマンスに会場は拍手喝采となった。

グランデはステージに再登場し、キャリーにトロフィーを手渡した。両者は互いに投げキスを交わし、友人としての敬意を示した。キャリーは「あなたにはとても感謝しているし、これまでのすべての成果を心から誇りに思っている」と述べた。

受賞スピーチでは、キャリーは自身のMTV VMAsでの歴史に触れ、故ホイットニー・ヒューストンとの共演やLL・クール・Jへの授賞などを振り返った。

また、音楽とミュージック・ビデオへの愛情について語り、「音楽は進化する、ビデオも進化する──でも楽しさは永遠よ!」と強調した。

さらにキャリーは、新作アルバム『ヒア・フォー・イット・オール』を告知。

7年ぶりのスタジオ・アルバムとなる同作は9月26日にリリース予定で、

先行シングル「Sugar Sweet」と「Type Dangerous」が収録される。