海人選手など強豪選手キックボクシングルールで撃破してきたティジャニ・ベスタティが、MMA転向を宣言!

2025.9.2

【©️GLORY】

GLORYライト級王者として長年トップに君臨し、

数々の強豪を退けてきたティジャニ・ベスタティ(オランダ)が、

新たな舞台MMA(総合格闘技)へ挑む決断を下した

9月2日に所属団体『GLORY』が公式SNSを通じて、ベスタティのMMA転向を発表。

キック界で頂点を極めた王者が、ついに総合格闘技の世界に足を踏み入れる。

 

ベスタティは2016年からGLORYに参戦。

21歳という若さでライト級王座を獲得すると、以降は5度の防衛に成功。

対戦相手には、シュートボクシング王者・海人選手をはじめ、ペットパノムルン・キャットムーカオやストーヤン・コプリヴレンスキーといった実力者が名を連ね、いずれも撃破。

日本の格闘技ファンにも強烈なインパクトを残してきた存在だ。

 

昨年からはウェルター級にも挑戦し、

元王者エンディ・セメリアを下すなど健在ぶりを証明。

今年は現王者チコ・クワシと2度対戦し、

いずれもドローに終わったが、その実力の高さを改めて示していた。

MMA転向について、ベスタティは自身のSNSで「18歳でGLORYに参戦し、最年少チャンピオンとして歴史をつくった。ここで得た経験を誇りに思う」と回顧。

「だが、これは終わりではない。世界を征服する準備は整っている」と、

新たな挑戦への決意を力強く語った。

GLORY出身のキックのファイターには、

すでにUFC王者となったアレックス・ペレイラやイスラエル・アデサンヤがいる。

彼らと同じ道を歩むかのように、

ベスタティがMMAの世界でも頂点を狙うようだが、

MMA転向の初戦の舞台がUFCか!?

はたまたONE Championship, か!?

今後の正式発表が待たれる。