ドイツ代表がユーロバスケット2025グループフェーズで好発進を見せた。8月27日の初戦モンテネグロ戦を106－76で圧勝したドイツは、29日のスウェーデン戦でも105－83で快勝。2戦連続で100点超えの攻撃力を発揮し、グループBで無傷の2連勝を飾った。

 

この日のスウェーデン戦では、デニス・シュルーダー（サクラメント・キングス）が23得点、3リバウンド、7アシストと攻守にわたる活躍。さらにフランツ・ワグナー（オーランド・マジック）が21得点を挙げ、3リバウンド1スティール1ブロックとチームの攻撃を支えた。両選手の連動したプレーが、チーム全体の躍動につながった格好だ。

2022年大会で銅メダルに輝いたドイツは、今回も平均105.5得点、フィールドゴール成功率55.8％、3ポイント成功率40.4％と高水準の数字を記録。攻撃力の鋭さは依然健在で、チーム全体の勢いは止まる気配がない。

グループBではドイツ、リトアニア、フィンランドの3カ国が2戦全勝で並ぶ白熱の展開。30日19時30分（日本時間）には、ドイツとリトアニアによる“全勝対決”が予定され、注目の一戦となる。