【©️Washington Nationals】

米大リーグ・ナショナルズの小笠原慎之介投手（27）が、現地時間6日（日本時間7日）、本拠地ナショナルズ・パークで行われたレッドソックス戦に先発登板し、念願のメジャーデビューを果たした。

 

中日ドラゴンズからポスティングでメジャー移籍し、マイナーを経ての昇格。背番号「62」を背負い、満員の本拠地スタンドに迎えられてマウンドに立ったが、結果は厳しいものとなった。

初回からメジャーの洗礼を浴び、2回2/3で7安打4失点。被本塁打1、奪三振2、与四球はゼロと制球は乱さなかったものの、粘り切れずに降板となった。試合はナショナルズが4-6で敗れ、小笠原に黒星が付いた。

▪️日本人投手として26人目のデビュー先発

日本人投手がメジャー初登板で先発したのは、小笠原で26人目。今季3月にオリオールズで初登板した菅野智之に続くデビューで、黒星スタートとなったのは通算7人目（勝利13人、勝敗なし6人）となった。

また、小笠原は今季メジャーで先発登板した日本人投手としては8人目。

これは1シーズンでの日本人先発投手数として新記録で、これまでの最多6人（6度）を更新した。

厳しい船出となったが、27歳の左腕が見せた片鱗に、今後への期待もかかる。

メジャーでの第一歩を踏み出した小笠原が、次回登板でどのような修正を見せるかに注目