【MLB】菊池雄星投手が今季最多12奪三振で3勝目 大谷翔平以来の快挙、エ軍は3連勝で5割復帰

2025.6.26

【©️Los Angeles Angels,】

現地時間25日(日本時間26日)、アナハイムで行われたレッドソックス戦で、ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手が圧巻のピッチングを披露した。今季最多となる12奪三振をマークし、7回を3安打2失点に抑える快投で自身3勝目を手にした。エンゼルスはこの試合を5-2で制し、同一カード3連勝。

今季初めて勝率5割に戻した。

 

初回に2点を失ったものの、菊池はそこからギアを上げ、2回には4者連続三振を奪取。さらに同点に追いついた直後の5回には圧巻の3者連続三振。自己最多にあと1つと迫る12奪三振で、7回105球を投げ抜いた。防御率は2.79に改善され、今季2度目の2桁奪三振と安定感も際立つ内容だった。

この日のパフォーマンスで菊池は、エンゼルスの投手としては大谷翔平、ジョン・ラッキーに続く過去30年で3人目となる「3試合連続9奪三振以上」の快挙を達成。さらに6月だけで41奪三振を記録し、球団の左腕としては1975年のフランク・タナナ以来、4人目となる月間40K超えも果たした。

一方、打線も菊池の快投に応えた。ジョー・アデルとトラビス・ダーノーがそれぞれ1本塁打2打点の活躍を見せ、勝利を後押し。菊池にとっては9日のアスレチックス戦以来となる白星となった。