MLB メッツの千賀滉大投手、快投の裏で“グラブ問題”に困惑 

2025.5.26

「前は何も言われなかったのに…」

©️New York Mets

5月25日(日本時間26日)に行われたメッツ対ドジャース戦で、メッツのエース・千賀滉大投手が6回途中1失点の力投を見せ、今季5勝目をマーク。しかし、マウンド上で思わぬ“トラブル”に見舞われた。

▪️グラブの色がNG? 審判の指摘で急きょ変更

千賀が初回に使用していたのはグレーのグラブ。だが、2回の登板を前に審判団から「ボールの色に近すぎる」として、使用不可の指摘を受けた。その場でブラックのグラブに交換することとなった。

▪️試合後、千賀はこの対応にやや戸惑いを見せた。

「グレーのグラブはボールと色が近いからダメだと言われました。もちろんルールとしては知っていましたけど、前回もその前も何も言われなかったので……。今回言われてしまったので、今後は考え直そうかなと思います」

グラブの色に関するルールは、打者の視認性を妨げないようにするために定められている。とはいえ、これまで問題視されてこなかっただけに、突然の指摘に困惑した様子だった。

さらに、この日はドジャースの大谷翔平選手との“日本人対決”も注目を集めた。

初回、千賀は大谷に先頭打者ホームランを許すも、その後はしっかり対応。

第2打席は三振、第3打席はセンターフライに打ち取り、

計3打数1安打1三振に抑え込んだ。

千賀は101球を投げて被安打5、与四球4、奪三振5。

1失点という内容で、防御率は1.46とリーグトップの数字をキープしている。